
黒人讃歌
アレサ・フランクリン
1971
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Young, Gifted and Black

ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

ROCK STEADY ARETHA FRANKLIN
Aretha Franklin - Young Gifted and Black
http://jp.youtube.com/watch?v=wbq9DZDTLlM
Nina Simone - Young Gifted And Black
http://jp.youtube.com/watch?v=XD2oJDGfOuk
aretha franklin -oh me oh my
http://jp.youtube.com/watch?v=2Jln4de71MU
Aretha Franklin - Day Dreaming
http://jp.youtube.com/watch?v=EypliJ3uiO8
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アリーサ・フランクリン女史、人間ソウル、
1971年作
黒人讃歌

黒チャート最高位2位。ポップ・チャート最高位11位。シングルは4曲すべて黒ベスト10入り。
黒の教科書です。

何を書きゃあいいのかいな。圧倒的。
廻りから責めれば

燦然と輝くアトランティック・レーベル・ロゴ。
製作はジェリー・ウェクスラー氏&トム・ダウド氏&そしてアリフ・マーディン氏。
録音はフロリダ・クライテリア・スタジオ、NYアトランティック録音スタジオ。
セッションに参加は、
ダニー・ハサウエイ氏、
コーネル・デュプリー氏、
エリック・ゲイル氏、
アル・ジャクソン氏、
チャック・レイニー氏、
そしてバーナード”プリティ”パーディちゃん、
ドクター・ジョン博士、
メンフィス・ホーンズ&メニーモア。
この名前にピンと来たらぶっ飛んでバイ。

曲は、1曲目が”お馬鹿さん”。バドコのじゃ無いよ、でも完全に意識してたよ”ロック・ステディ”自作。

”デイ・ドリーミング”。ポップ・チャートでも最高位5位。
ニーナ・シモーン女史の”黒人讃歌”。

”幸せはパリで”・・・・バート・バカラック&ハル・デイヴィッド氏。
”愛しすぎて”。オーティス・レディング&ジェリー・バトラー氏。
”ココモの初雪”。自作。
”ロング・アンド・ワインディング・ロード”。ファブ4。
”人生の壁”。エルトン・ジョン&バーニー・トーピンちゃん。誤解のゴスペルをウルトラ・ゴスペルに。
この曲にピンと来たらぶっ飛んでバイ。

そして唄うは

アリーサ・フランクリン女史。
歌い上げソウル女性シンガー女王。北米美空ひばり。すべての曲を黒アリサに変える。
21世紀現在、あまたの女歌手が歌い上げてます。日米欧問わず。これでもかって。
「おめー、デビューしたいんだったら、こんな風に唄え。」と最初に聴かされて
「えー、そんなー、出来るはずありません。」が普通だが、アホポンなので、
「できまーす。」。「語尾をな、こんな風によう。」とかレッスン受けて形だけは。
ぎゃあぎゃあ声張り上げてまんねん。
何故そんなことしなきゃあかんかっちゅうと、
目立つ。上手そうに聴こえる。そして何よりバックが機械ですから無機質です。
普通に唄ったらペラペラ。マジに地が出てぺーらぺら。
歌でそれ誤魔化さねばなるめえ。張り上げろもっと張り上げろ。
うるさーい!!

カンに触る声ばっか。自己陶酔の目で「ワ・タ・シってもしかしたら・・・もしかしたらじゃなくてマジで上手い?

ヘタクソじゃおらあ。
仏作って魂入れず

魂はソウルで、感じないまま歌ったら、感じられる訳が無い

この声は、百万の黒の民の声の結集なり。一人で出来た声では無し。
バックは巨体のボボ・ブラジル勢。人だ。恐るべきグルーヴで煽る。
それを受け、眼光一つで捻り倒す女性の力

男女同権はまやかしです。価値を同一にして計るは大いなる間違い。
女史は強し。大地の如く。大木のごとく。
男はほっとけば役立たず。スケベイか権力か戦争か金儲けか下らんことのみするだけやで。
女史は生命に生きる。
ナチュラル・ウーマン。
てのを
圧倒的に思い知らされるレコードなので、迂闊に触ると押し潰されて一巻の終わり

てのを
感じない情報繁多、鈍感な世になっていくのなら、
命も粗末に扱われるわ、そりゃ。

(山)2008.2.6
資料
資料(英版)
English Here
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あこがれの真っ黒スタアに持っていってくれえって、舞台用意して、
そんで皆さん見事に持ってってくれてます。
アリーサさんのあの場面も・・・
ぶっといでい。
シンクと言えばキッチンで・・・・
他人事とは思えませんで・・・・
それ毎日書いてる仕事なもんで。
日本で一番シンクのことを知ってる霊長類の中の一人だい。
変なじまん。