2008年02月10日

アイ・ショット・ザ・シェリフ/エリック・クラプトン 1974/8/3

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アイ・ショット・ザ・シェリフ
エリック・クラプトン
1974/8/3


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461オーシャン・ブールヴァード

461 Ocean Boulevard

バーニン+17<デラックス・エディション>

Burnin'

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Eric Clapton - I Shot The Sheriff
http://jp.youtube.com/watch?v=UddURb0alQc


I Shot The Sheriff - Eric Clapton - Old Grey Whistle Test
http://jp.youtube.com/watch?v=LifQDnxifHM

Bob Marley I shot the sheriff
http://jp.youtube.com/watch?v=MK4F9yUlnaY

Bob Marley - I Shot The Sheriff [ LIVE ]
http://jp.youtube.com/watch?v=XAixXMbyOBc

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エリック・クラプトン氏です。
現代に生きる三大神の一人。
正直、ものすごーく好きとは言えません。

何でだよー犬

えーと、昔FMレコパルに載ってたマンガで例のパティさん事件の顛末読んで、こん人しょうも無いやつやなあって思っちゃった、のも有り、
どうもソロになってからは趣味、音楽、本業格闘技観戦・・なこたあ無いか、何か神様嫌で逆にどっか醒めてる印象が。
そして大の贔屓のオーリアンズのジョン・ホール氏が、同系のメロディアス・ギタリストであまりの人気の差に・・・、
ホール氏のギター・プレイ凄いんだべさ・・との思いも有り。

それでも
この曲だけは別格です。

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アイ・ショット・ザ・シェリフ

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1974年8月3日米国TOP40に34位で初登場、以後23-13-5-2-2-1-5-13-23位。最高位1位!。
唯一のナンバー1。
英国では、一足先7月に登場、最高位9位。
作は、ボブ・マーリー師なり。

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こればっかは趣味では無く、ミュージシャンとして本気でやりたく気合満点製作のブツだっと思います。
ボブ師の元曲は、73年のアルバム”バーニン”に収録。

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速攻カバーした訳だ。
これまた正直申せば、ボブ師のよりシングルとして圧倒的にエリックさんの方がカッコよし。
と、ボブ師も思った模様。
「やられたー!」って。
後のライヴ・ヴァージョンではそれを逆手に獲ってヴァージョン・アップ、そちらは別な意味で怨念こもった恐るべきものに。

当然、レゲエです。
英国では60’sから当たり前の存在だったから最高位9位もわかる。逆に1位にならなかったのが不思議なくらい。
しかし時はグラム後期の全盛期でしたから、このアメリカンな風味のは浮いていた。
アメリカでは、先にジョニー・ナッシュ氏のものはヒットしてたにせよ、まだレゲエは「・・・・何?」って存在だったかと。
それをも吹き飛ばしたのは。ひとえにそんなこたあどんでもええなカッコ良さにつきまんねん。
日本でも「レゲエ・・・・何?」の状態だった。
レガエとかレギーとか呼ばれてたよ。
これ、不思議です。ジャマイカでは当然、イギリスではさっきも書いたようにずっとでーんと存在してたのに。ヒットもしてたのに。
誰もメロディ・メーカーとかNMEとか読んで無かったのか?評論家さんたちは。それとも無視してたのかよ。

この曲でいきなし脚光を浴びる。

そしたら一転、マーリー師も神様扱い。音楽離れてカリスマ視線で見られる犠牲者がまた一人。

神様が神様を呼んだみたいに結局なっちまって。
でも人が人を呼んだんだわ。裸の。

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俺は保安官を撃った だが保安官代理は撃たなかった
俺は保安官を撃った だが保安官代理は撃たなかった

俺の故郷ではみんな
みんな俺を捜索してる
ヤツラは俺を有罪にしようとしてるんだ
保安官代理殺害の罪で
保安官代理の命の為に
だが俺は言うぞ

俺は保安官を撃った だが俺は誓う それは正当防衛だった
俺は保安官を撃った そしてヤツラはそれが極刑に値すると言う

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保安官のジョン・ブラウンはいつも俺を憎んでいた
何の為だか俺は知らねえ
俺が種を蒔くたびに
ヤツは言った。「育つ前に全部殺っちまう。」
ヤツは言った。「育つ前に全部殺っちまう。」
俺は言うぞ

俺は保安官を撃った だが俺は誓う それは正当防衛だった
俺は保安官を撃った だが俺は誓う それは正当防衛だった

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自由が俺の身にある日訪れた
そして俺は街を出た
突然、俺は保安官ジョン・ブラウンに出会う
俺を撃ち殺そうとしている
だから俺は撃った 俺はヤツを撃ち殺した
俺は言う

俺は保安官を撃った だが保安官代理は撃たなかった
俺は保安官を撃った だが保安官代理は撃たなかった

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決断は俺にとって善きものだった
そして事はなるようにしかならない
毎日バケツは井戸に行く
だがしかしいつか底は抜けてしまうものだ
そう、いつの日か底は抜けてしまうんだ
だが俺は言う

俺は保安官を撃った だが保安官代理は撃たなかった、そうなんだそうだ
俺は保安官を撃った だが保安官代理は撃たなかった、そうなんだ

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ギターソロ無し、歌のクラプトン氏ここに登場。ミュージシャンとしての。
礼賛の免罪は御免被るの意志をも意図無くか込みで存在する。

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”For the life of a deputy.””保安官代理の命の為に”は”代理の生き方の為に”とも。
街の悲しみ憎しみの全てを背負うのは耐えられぬ。
同時に
世界の憧れ、夢を背負うのもしんどいぜ、てな気持ちで共感したと思うのは早計でしょうか?

しかし、米でのヒットはそんなこたあ関係無く、西部劇ノリだったと思うわ。
この時点では。少なくとも。

それは悪いことでは無い。
歌う側には歌う理由が有り、聴く側には聴く理由が在る。

(山)2008.2.10

ろっくすストーンズのページ

資料

英語資料


English Here


この記事へのコメント
実は私も3神の中では3番目かもしれませんが、実はライブに行った回数が歴代アーティストの中で一番多いのがクラプトンなんです(それだけ良く日本に来ているからかもしれませんが)。何と7回は行っているかと。リッチー御大ですら5回ですからね〜。

で、このI Shot The Sheriff、最近のライブではかな〜りカッコ良いですよん。曲前のソロとかきっちりとギタリストしています(笑)。
で、バック・コーラスがイボンヌさんだと知ったのは「If I Can't Have You」が一位になったころでした(笑)。その頃に「Lay Down Sally」もヒットしていたのって、これも何かの縁ですかね?
Posted by へヴィ at 2008年02月10日 16:19
繰り返しライブを見たミュージシャンは・・・・
うちはオーツ&ホールでしょうか。
2回は見てる(ばく)。

思えばほとんど一期一会です。

あ、トーキング・ヘッズ。これも2回。

レイ・ダウン・サリーの頃のクラプトンさんも好きです。
JJケイルしてて。
好きこそもの愛情なりで。
Posted by 山 at 2008年02月10日 23:39
あ、ヘッズは3回だ!!。

よっぽど好きです。今でもです。
Posted by 山 at 2008年02月10日 23:42
ホール&オーツは2005年に札幌くんだりまで来てくれたので見に行きましたよん。
札幌厚生年金会館という狭い箱&音響は結構良いところなので、良かったですねえ。
あ、その時ダイアナ・ロス御大も3週後に公演予定だったんですが、見事体調不良とかでキャンセルされました。見たかったんですけどねえ(10列目だったし)
Posted by へヴィ at 2008年02月12日 20:55
小さい会場で見るのは最高すよね。
こっちでは
神奈川県民ホールとか
やっぱ中野サンプラザですか。
一番いいのは
ディスコでの立ち見・・・
今は疲れちゃうけど。
情け無。
Posted by 山 at 2008年02月13日 08:24
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