2008年02月21日

シアー・グリード/ガール 1980

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シアー・グリード
ガール
1980


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ベスト・オブ・ガール

シアー・グリード

Sheer Greed

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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Girl - Hollywood Tease
http://jp.youtube.com/watch?v=j5J_V2YyH-c

Girl - hollywood tease, old grey whistle test
http://jp.youtube.com/watch?v=0Y_9OwteVt4

GIRL -- Do Ya Love Me
http://jp.youtube.com/watch?v=OVOZkIggPj8

Girl - My Number
http://jp.youtube.com/watch?v=ZSKRGO3StxQ


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これだっ!
俗に”バンド名=音一致の法則”つうのがございます
が、このバンドの名前は

ガール

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いかにもチャラチャラでございます。世の大人どもが”女・子供もの”として色眼鏡で見そうです。
ミュージック・ライフの表紙飾りそうです。

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飾ってたわ。
しかあし、人は名前・続柄・格好その他でけっして色眼鏡で見てはいけません。
どえらいバンドです。

ガール

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前にメタル・コンピで1曲目「ハリウッド・ティーズ」を聴いてからアルバム聴きたくてしょうが有りませんでした。

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しかし、何故か目の前に現れるのは高価なブツばっかし。何故だ。CDもほら、えらい値段で。
それがふとした所で恐ろしき値段で入手。しかも日本盤。

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馬券はスってもその分どっかでいいことがあるもんですわ。
で、聴いてびつくり、さらに予想を超えた音がそこに。
この歳になってそんな嬉しい目にあうことなんざ滅多にありません。
デビューは1979年10月19日。シングルで。
その登場には何とロッド・スチュワート兄貴の元恋人(元なのか)、ブリット・エクランド女史の後押しが有ったとか。
ELOで御馴染みジェット・レーベルと契約のこのアルバム

シアー・グリード

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やっぱしさすが日本女子軍団、いち早く目を付けて数百通のファンレターをバンドの元に送りつけたそうな。
そんなことがあったとはいっこうに知りませんでしたわたくし、30年後に聴いてぶっとんでます。
これは70’s後半にこそ現れた鬼っ子ロック・バンドだ。
ニュー・ウエイヴ寄りに誕生したのが、ウルトラヴォックス!
ファンク寄りで登場したのが、ジャパン。
そしてハード・ロック寄りで誕生がこのガール。
いづれもどっか外れてずっぽりそのジャンルでは無い。
共通するのはグラマラスだったってことです。
ガールの音楽で、まずイカシてますは、そのやさぐれ具合。
メタル=ハードで最高のブツは、スティッフ・レーベルのオムニ”バンチ・オブ・スティッフス”に収録されてます
モーターヘッドのホワイト・ライン・フィーヴァーだとかねがね思っておりまして、
ここにはそのドロドロやくざ、人が来たら思わず止めてしまうヤバさ満点。

こうゆうのが聴きたかったのだ。

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シン・リジーがいます。UFOもいます。そしてB面1曲目でモロカバーはキッスの”ドゥ・ユー・ラブ・ミー”、
レゲエも演る。ニューヨーク・ドールズもおる。類が友を呼んだロックの果てだわ。
極め付きは
そのデビュー・シングルの「マイ・ナンバー
出た、ガガガガ・ガガガガ。
かつてガガガガの山ちゃんと呼ばれたました俺。それほどこのガガガガ・ビートが好きです。
”け”とか”かっ”とか一声のコーラスがまたグ。
ジャパンぽいし。メンバーは強烈にジャパンが好きだったとか。
で、
なしてこのバンド、その後大成功しなかったのか??????

謎だ。

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英語版ウイッキペを読んでも納得せず。ケンカ別れでもしたのかの。
英アルバム・チャートでは80年2月に最高位33位。

そうだよ。ジャパン、ウルトラヴォックスも売れなかった。当初は。
早過ぎたのだ。時代より。

後にヴォーカルのフィリップ・ルイス君は、LAガンズに移籍、ギターのフィル・コリン君は、デフ・レパードに行ったとゆう。

しかしガール。まことに惜しい。
こんなウルトラ・ハード・ロック、滅多にねえぜ。

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他のブツ、これから血まなこで探します。

もちろん、今年の我年間ベスト10入り既に決定。

(山)2008.2.21


資料(英版)


English Here

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posted by 山 at 08:40| Comment(2) | TrackBack(0) | ヘヴィ・メタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
超感激です!
ガール、ファンクラブに入るほどファンでした!
最初はフィリップの妖艶なルックスに魅かれ、結局ヘヴィメタ・ハードロックの世界にのめり込んじゃいました。当時、たぶん、デビュー前に彼らを知り、ファンレターを書いた中の一人だと・・思います(~_~;)彼らが載ってるすべての雑誌やらレコード、今でも持っています。生写真もファンクラブの彼らの生ボイスいりソノシート(!)シアーグリードがそんな高値で売買されてるなんて知らなかったです!当時は ベストヒットUSAくらいが動画の情報源だったから今 you tubeで彼らを久々見れて感激したところです。ホント、彼らは時代に早すぎたと思います・・・当時 フィリップとブリットは恋人同士でも話題でした。きっとコンサートパンフなんかも高値で売れるんでしょうね!私の 青春時代の宝物です(^'^)
でも彼らにあえてすごく嬉しかったです!
ありがとうございました!!!
Posted by at 2008年04月16日 11:08
それは、それは。
こちらも感激です。
デビュー前にファンレターを書かれた方のお一人とは!
このアルバムはほんま凄いです。
凄いだけに時間が味方して今こそ益々でっかくなってるのかと。
当時は順調とは言えない活動だったのかもしれませんが、この盤を思いの丈これだけやったことだけでも幸運だったかもしれません。
もー
私のうちでも宝物です。はい。
Posted by 山 at 2008年04月16日 21:50
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