2008年02月27日

ウォーホース/ウォーホース 1970

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ウォーホース
ウォーホース
1970


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ウォーホース

Warhorse

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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Warhorse/Ritual
http://jp.youtube.com/watch?v=nNGHFteUyTQ


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馬ジャケファンの皆様、お待たせいたしました。
馬です。腹回りボテ。調教が足りなーい。
じゃなくて、サラブレットでは無く重種馬の模様です。まったく人間の為に戦争にまで引っ張り出されるとは、うなだれたくもなるよ。

キーフ・ファンの皆様、お待たせいたしました。
名ジャケットの一つと呼ばれてます。しかし音楽を聴いてこの写真を撮ったんじゃないな。
バンド名聞いて、どわっとイメージ広がり撮影したものの・・あとでヤバって思ってたりして。

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70年の暗黒ロックファンの皆様お待たせいたしました。まさにど真ん中の時代です。

ヴァーティゴ・レーベルのファンの皆様、お待たせいたしました。眩暈のレコードレーベルです。
目が廻ります。

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そしてパープル・ファンの皆様、お待たせいたしました。パの字と聴くだけで胸が躍ります。

1970年作
ウォーホース
ウォーホース


1stアルバム。第一期ディープ・パープルを突然解雇されましたベースのニック・シンパー氏がその怒りと復讐と愛情を胸に、
そのシンパと結成いたしたバンドだ。

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オリジナル・アナログはとんでも無い値が付いてると聞きました。
それが何故にビンボなウチにある。
およよ。バーコード付だよ。1990年にレパートワから発売されました復刻独逸盤だーー。
でも、レコードが白いんだぜ。白ヴィニールが廻ってます。嬉しい。

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そしてさらに嬉しいのは、
まんまだ。第一期パープルここに有り。そりゃリストラの怒り。俺こそがパープルだの執念入ってます。
どれくらいパープルかっつうと、MSGを解雇されたゲイリー・バーデン氏が作ったステイトトゥルーパーがMSGなくらい。
すんごい。しかしこれだけ為したのにこの後すぐパープルは違う方面行っちゃった。そりゃ無いよ〜。
ですからライヴァルは、同じく解雇になったヴォーカルのロッド・エヴァンス氏のキャプテン・ビヨンドだ。
一緒にライブやったのかな?

あ、
ジャイアン・ファンの皆様お待たせいたしました。
いきなしジャイアンが唄ってます。蜜柑箱の上に乗って。びっくりした。凄い暴れ声。

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この先どうなるかと思ったら、暴れなきゃ凄い上手い歌手さんでした。
そして顔共々、奇遇にもイアン・ギラン氏に似てる。くえーーーーの叫び、頭の芯に響くぜ。

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ちゃんと偽リッチーも偽ジョン・ロード博士もいます。偽ペイス氏も。
全員ウルトラ上手い。凄腕の影の軍団。

そして
えりゃあ嬉しそうです。演奏するのが。暗黒ロックのはずじゃが。あまりにも嬉しそうなのでアッパーでこっちまで聴いてると元気出て来る。
元気が一番。元気が有れば何でも出来る。だぁーー。
で、めっちゃ幻の名盤に相応しくなく、明るくてオポンチ。さー、キーフさんどーする?
and
第一期パープルのあのハッシュ・サウンドは、この時期世界中を席巻してた模様です。アメリカでもクレイビー・アップルトンつうオポンチ・バンドがこのロール・サウンドのトリコに。
で、それは一挙に21世紀に連結し、クーラーシェイカーとなる。

スローで、チャイルド・イン・タイムな曲も有るで。ジャイアン、高らかに冬の空に唄い上げる。

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法外な値で入手さえしなけりゃ、これほど幸せな盤は有りません。
ロックがまともにロックしてて幸せだった時代の宝物。
日本でのライヴァルは、フライド・エッグ

えりゃあ、羨ましいです。

出て来る楽器の音々、やってるロック。

そりゃスタアにはなれなかったけど。
それはハッシュみたいな、ハイウエイ・スターみたいな、リフ&サビ&メロで尋常で無いキャッチーな曲が出来なかっただけ。
各曲内に入ってるエナジーは天を貫いてます。


(山)2008.2.27

資料

資料(英版)


English Here

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posted by 山 at 08:34| Comment(2) | TrackBack(0) | ハードロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ウォーホースと聞いたら出てこなきゃいけませんね(笑)。ってそんなに詳しくありませんが(ばく)

最近(っていうよりこの5〜6年)特に山さんのおかげで(笑)、深く聴き直す事が多いのですが、DPはあの1期のスタンスを変えなかったらどうだったんだろうってことです。

日本では(というより世界でも)2期以降がDPの真骨頂だと思うのですが、実は1期も独特のスタンスを持ったバンドだったんですよね。

リッチーが1期のスタンスの曲を、スタンスを変えなかった場合書いたという仮定をすれば(1期はジョン・ロードが主体だという説があります)、あのバンドの演奏力とかアレンジ力なんかを考えるとプログレがアメリカでは評価されていた時代の真っ只中ですから、結構面白かったんじゃないかと。

ただリッチーはミーハーですからねえ(笑)。
同時期にZEPが出てきたことを考えると、そんな仮定がありえないことは重々承知なんですけど。

そんな仮定があればウォーホースのこの作品はDP1期の正当な後継作品(笑)でよろしいかと思います。(ルックスもまんまだもんなぁ(笑))
Posted by へヴィ at 2008年02月27日 19:53
第1期素敵っすよー。
パープル。
第2期にも、油断すると出て来てますよねえ。
あのオポンチサウンドがーー。
そこ、好きです。
Posted by 山 at 2008年02月27日 22:32
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