
シルク・トーピードウ
プリティ・シングス
1974
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シルク・トーピード(紙ジャケット仕様)
Silk Torpedo

ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

PRETTY THINGS LSD 1966
http://jp.youtube.com/watch?v=eXzgMQM0B-8
The Pretty things - Balloon burning
http://jp.youtube.com/watch?v=7cjuM19Us8I
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嗚呼、スワンソング!

飛翔する羽根付兄ちゃんレーベルよ。
胸ときめいて俺も飛び上がりたい。
そのスワンソング・レーベル第一弾リリースの記念すべきアルバムです。
ジミー・ペイジ氏がもう大ファンで三顧の礼を持ってお誘いになったとゆう。
嗚呼、ヒプシノス。美麗なる謎の世界ジャケ。
何故に魚雷に女人が乗り、それを手を振って見送る船員。
1974年作
シルク・トーピードウ
プリティ・シングス

silk torpedo=絹の魚雷。だからかー。
1965年ロンドンにて発生デビュー。
あるときゃ野生のR&Bバンド。あるときゃ世界初トータル・アルバム作った野郎ども。リリースづれちゃって間を外した。
そしてあるときゃフリークビート、サイケデリア、数々の狂人を生み出し、そして迎えた70’s中盤、
ジミーちゃんありがとー、好きにやらせて貰います。
気が付きゃオリジナル・メンバーはヴォーカルのフィル・メイちゃんだけ。ちょうどじわじわと米国にて謎の人気が盛り上がって来たことも有り、
思いっきりイギリスしてみました。
プロデューサーは、おっさんノーマン・スミス氏。誰も止めるヤツはいない。
結果唯一の米国アルバムチャート200位以内入り。いやー売れたぜ。

そしてその音は・・・いかん、ユーのチューブにも音が無い。
しかも説明しようが無いぞ。
むー、闇鍋です。イギリス・ブリティッシュ・ロックの。
長いキャリア、気が付いたらこんなんなってた。これは業だ。
スワン・ソングつながりで聴いたゼップ・ファンは喜ぶであろうか????
すごーく遠くでつながってるぞ。だから同じくつながりでデイヴ・エドマンズ氏の盤を買ってしもうた時と同じ反応になってしまうでありませう。

それよりも
誰が喜ぶって、XTCのファンが喜ぶ。この狂った出汁が効いたイギリスPOP味。どこを切ってもじゅるじゅる出る。
その味はクイーンのキラー・クイーンのピアノの音と指パッチンの味です。
モット・ザ・フープルの土曜日の誘惑に誘惑されちゃった味。
エルトン・ジョン、黄昏のレンガ道のスイート・ペインテッド・レディの味。
ちょっとしたきっかけが有ればヒット連発だったろう掴みバチシのメロディとハーモニー、
何でそうはならなかったかっつうと、想像するに濃厚だったからだな。
コックニー・レベルの”プリマドンナはお好き?”みたいに。
濃いっつうこたあ
手に入れたあかつき、元を取ろうとしつこく聴く貧乏人にとってこれほど嬉しい、しゃぶってもしゃぶっても味の出るスルメはねえ。
ざまーみろ金持めアルバムだぜ。

驚くべきことに日本盤が出てます。あの雑誌のレーベルだな。
外盤もちゃんとある。
きっと密かに、おめーらの為なら魚雷に乗ってぶっ飛ぶぜって老若男女が世界中におると推定した。
その名の通り

かわゆいやつらです。
まずもって何でこのアルバムからこんな音が出てくるのうと驚愕すること請け合い。
(山)2008.2.28
資料
資料(英版)
English Here
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