2008年03月10日

ザ・ベスト・オブ・ルージュ/ルージュ 1975/10

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ザ・ベスト・オブ・ルージュ
ルージュ
1975/10


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ザ・ベスト・オブ・ルージュ

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ろっくす特製でかい画像ページ也。

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試聴出来るところ発見出来ず・・・さすがのユー・チューブにも無かったよ。

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名は体を表し、ジャケは音楽を現すと申しますが、
このジャケットそのままの音楽です、

ザ・ベスト・オブ・ルージュ
ルージュ
1975年10月発売


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以前コンピCDで「正義のパンツマ」なる珍妙大爆笑な曲を聴き、300円で現れたら買おうと決意していたレコードです。
年度末決算セールで700円で登場したけど買っちゃった。
丸丸全部聴いたらまーーー、こん人らはいったい?

ネットで調べたらこれが今一どんな人たちだったのかわからん。
中で
「FEI Recordの前身“リップスティック”がプロデュースし、メンバーの他界などで伝説となってしまったバンドRouge。」
とゆうページが有った。
え、FEIレコード?どっかで聞いたこと有るな・・・
あ、そうじゃん。えー、わたくしども、山とまほはかつて(つうか一応今も)、バンドやってまして一枚ミニアルバムCDを作ったことが有ります。
12、3年前かな。どこで作ったかっつうと・・・そのFEIレコードじゃん。ってことは一応所属ミュージシャンだったってことになり、
先輩では無いすか、ルージュさん。
FEIって、スタジオ音楽館って音楽スタジオがやってるものでして、社長さん、お元気ですか?あの時は制作費強行に値切ってすんませんでした。
市ヶ谷の録音スタジオのエンジニアさん。徹夜で強行録音でトイレにも行かせず付き合っていただきありがとうございました。
しかし、今も有るんだなあ。歴史30年以上じゃん。大したものです。
ちなみにそのミニアルバム、我が家に在庫段ボール一箱分有り。あはは。
世の中で完全発禁化されてます。

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先輩ルージュさんも発禁だー。何回か再発されてますが、中身が発禁もの。
メジャーでの発売盤はこの一枚だけだそうです。
ごっついストーンズ・フリークのバンドだったとのこと。
製作は加藤和彦さん。
加藤さん、やっちまいました。そのごっついバンドの、チャラチャラした部分のみ1500倍に焦点を合わせてまー、
バンドのメンバーさんが歳を召されて孫に「わしも昔はやったもんじゃ・・・聞くか?」なんてとても言えないウルトラおっぺけぺーなレコにしちまいました。
曲目は

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1. ニューヨーク・ベイビー
2. 不思議な国のお話
3. パフォーマー
4. スピード・ゲーム
5. 夜間水泳
6. 正義のパンツマ
7. 海の見える丘に立って

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8. 海の見える丘に立って
9. 愛と誠
10. ホンキー・トンク・ローラー・スター
11. ミッドナイト・デイト
12. 熱砂のロリータ
13. ラブ・イン・フローラ


7曲目までがA面です。ニュー・ヨーク・ドールズ思い出す、おおお、さすが75年のストーンズ・フリーク!と感動す。
そしたら早すぎる”イッツ・オンリー・ロックンロール”のウルトラぱくりが登場しまして、これがえらいこって。その巧妙さに唖然。
録音もそれ風に混沌霧かかりにしてあげたら良かったのにねえ、非情なるくっきりはっきりこれっきりな歌謡曲明瞭音質、
これじゃインチキが丸わかりだー。
続いてTレックスのこれまた原曲丸わかりのパクリ・オリジナル登場。もしかしてレコード会社の先輩のみならず大学時代のサークルの先輩じゃないのかー??
こんな人たちばっかいました。
それでプロでデビューしますと、たまに姿を現して「おめーら、プロってのは厳しいんだぞ。」と説教いただきの、
説得力まるでありません。
ドアーズも登場します。しかも腸有名曲・・・あはは。
で、「正義のパンツマ」。
田中角栄さんも、刑事コロンボも登場。キワモノ道究める。
ロック・バンドをやるってこたあ、かつては人生捨てることでした。
見事に捨ててます。

そしてB面、
続けてパクリ道を歩まれるかと思ったら・・これが妙な方向に。
音楽は、英国グラムの一派、シュワデュワディ、マッドさんらとお友だちの復活ロケンロー路線で、
何が違うかって言えば、唄い方と歌詞です。
こんな唄い方したら5分後には腰を悪くするんじゃ無いかつうイカれたもの。
周囲が心配して病院に連れて行かれます。
歌詞は、練馬変態倶楽部。稲中卓球部。新宿二丁目ショータイム(いや実際に見たこと無いけど)。
25杯ウォッカを飲んだあとならこんなになるかもしれません。



擦り切れたあああ、ケツをスリスリ〜〜〜〜



それが片面とは言え、通じて鳴らされますと、こっちもおかしくなってくるで。
元祖日本のグラムロックと呼ばれてるそうっすが、確かにローリーはんに歌い方似てるとも思えますがあ、

それとも遥か彼方にぶっ飛んでると言い切りま。
ゴドレイ&クリームがストーンズ音楽に挑戦、製作したものの即お蔵入りぐらいやり切ってなさりまふ。

とてーも貴重なる日本ロック馬鹿道盤だ。


(山)2008.3.10



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