
休みの国
1972/7
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休みの国

ろっくす特製でかい画像ページ也。

休みの国 悪魔巣取金愚
http://jp.youtube.com/watch?v=zxKwrgRKSIc
追放の歌 [休みの国]
http://jp.youtube.com/watch?v=pkacCjJ1zEA
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休みの国
日本のどこかにそんな国があると聞いてずっと住みたかったす。
憲法なんて第一条が
「ゆえなくして国民は働くべからず」なんてね。
「国民は役に立つことなんかしたことなんか無いんだよ」
こじこじの国のことだ。
いかに住みたくとも場所がわからんので住めません。
聞くところによるとその国で流れてる音楽を収録したレコードがあるとゆう。
だいぶ前にお店の棚で発見したんだけど、金5000円超也。
いかにその国に行きたい人が多いかわかる値段。
お金持しか行けないのでしょうか?
そしたらついこないだCDが有った。中古で買える値段で。そうだよ、あのエイヴェックスがCD化してるんだっけ。
買いました。これで自宅が休みの国。
国王は、ジャックスのお友だちだった高橋照幸さんとゆう方だそうです。
この盤はURCから第三回会員限定配布盤として岡林信康氏リサイタルの片面で発表された1st

と2ndアルバムとして完成していた曲をピックアップして、
勝手にURCが1972年に出したそうな。
そんなことも休みの国では多分いささかも気になさらないでしょう。
このラクダの美しいジャケで包まれてはなおさら。

バックは、ジャックスの皆さんの面々です。
音楽の効用力について====
音楽は気分をどうにかしてくれる薬物です。聴くと喜怒哀楽の効能が有る。
この盤は、朝鮮人参並に、落ち込んだ時、元気な時、宝くじに当たった時、そして馬券をスってオケラになったとき、
いづれの際にも区別無く気持ちをどーんとアップさせてくれる効き目有り。

休みの国ですから。無敵です。そんなんてーしたこたぁ無いよなって気持ちにさせてくれるありがたいもの。
しかも
えらい感情を持ってしまった。
日本のロクシー・ミュージックですわ。
国王は、シンガーとして確固たる声の持ち主。しかし歌はいわゆる技量とゆう面ではせりーぬ・でぃおんって訳ではありません。
音程各所フラットしてたりして、それがそのままメロディとなってる。
それがどかーんとウルトラロックに乗ってどすこいしますと・・・ほら、ロキシーじゃん。
2ndのフォー・ユア・プレジャーの感が特に。フォークとザ・バンドとロキシーがつながってるって改めて思ったよ。
そうなるとポール・トンプソン氏役となります、つのだ☆ひろさんのドラムがいつもながら超強力で。
これがドラムの音だ。
ホワイト・アルバムの国の音も聴こえます。
そして何より
みんな唄いたくなる、いつまにか覚えて唄ってしまう国歌ばっか。
無理やり唄わされるのは国歌じゃ有りません。
愛して唄うのが国歌。

現在も王は休みながら連綿と活動されてるようです。
この後のアルバムもあるらしい。
ここにチョイスされて入ってる2ndも後年出たと。
こちらも休みながらそれが眼前に現れるのを待つとしよう。
必要とするとき、きっと出て来てくれる。
それを信じるだけでジャケットの陽の光を浴びて笑って暮らせるような気持ちになります。

ありがとう。こんな音楽をしてくれて。
また自分でも休みの町の歌作ろうかな・・・・
(山)2008.3.17
資料
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