
百眼の巨人アーガス
ウィッシュボーン・アッシュ
1972/5/8

アマゾンでは日本盤新譜¥ 2,034 (税込)。中古は¥ 1,780より。
外盤は、新譜¥ 1,462 (税込)。中古は ¥ 865よりですと。安い。
中古アナログですと、オリジナル英盤は、3800円ての見ました。
日本盤は帯無しで1000円くらい。オリジナル帯付だと倍になるかも。再発だともちろん安し。

ろっくす特製でかいジャケットのページです。

Wishbone Ash - Warrior - 1973
http://jp.youtube.com/watch?v=hg6zqejXvqI
Wishbone Ash - Blowin' Free - 1973
http://jp.youtube.com/watch?v=EeY9IRnVmk8
Wishbone Ash- Time Was
http://jp.youtube.com/watch?v=zihBeGuKlDU
Wishbone Ash - The King Will Come
http://jp.youtube.com/watch?v=biG5CNlu3dM
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おー、我が領地の丘からの眺めは絶品じゃわい。
うわ、何だありゃ謎の飛行物体がっ。
もしかしてアダムスキー型円盤ではないのかっ!
と実は焦ってびっくりしてる後姿のダースベーダーちゃん。しかも振り返ったら百眼。しかも身の丈3m4cm。
でかいよ。これはもう素晴らしい邦題だの
百眼の巨人アーガス
ウイッシュボーン・アッシュ、1972年第3作です。

アーガスとは何ぞや?と調べてみれば
1 【ギ神話】 アルゴス,アーガス
《100 の目をもつ巨人》.
2 厳重な見張り人.
おーいえ、正に百の眼を持つんか。わたしゃ妖怪かと思ってました。

水木先生の悪魔くんのガンマ。

しかして実態は上の写真の左の方。
ああ、弱そうだ。夢が壊れる。きっと兄アーガスちゃんなのね。
いたって性格温厚、淡雪ロックを演るアッシュ。説明しがたい魅力のみのバンドです。だもんで悪口には事欠かず。
当時爆発的な人気なのがちいとも理解出来ない現地評論家さんは
「イギリスのベンチャーズ」と称したそうな。賛辞では無いか。とか、それってシャドウズでは無いか。とか突っ込み。
我が国では某Nとうようさんが「型の最初から決まった殺陣」と称しました。それって賛辞では無いか、上手いことゆうとか時代劇好きは思うぜ。
殺陣って難しいんだぞ。見るからに。だっさださなのはバレバレになっちゃうから。

この名盤、
21世紀になって聴き直せば、色々な違った感想が出て来ました。
以前からポリスに感触が似てるなーてのあり。兄絡んでるからなあ。
それに加え、A面から、うおー、CSN&YもしくはCSNに似てるわ。たたづまいはグレートフル・デッド。

そうだよ。最初からアメリカンだったよ。でもイギリス人だよ。そのまんまの天然で出来た名曲で群雄割拠のロック戦国時代の天下を取りました。
B面です。
「王は来たれり」
「木の葉と小川」
「戦士」
「剣を棄てろ」
の大名行列ロック群。平和に暮らしてた少年が悪の野武士達に家族を皆殺しにされ、復讐を誓い、剣の修行を積み、一国一城の主となり、ついには敵と出会い、三日三晩の果し合い。
いざ最後のトドメを刺そうとした時に・・・・殺すことが出来ず「剣を棄てろ」と一言言って去っていく。
ってのは全くの私の想像です。
全部歌詞訳せば、どんなんかわかるな。
では「時は昔」から・・
なんてやってたら24時間35分かかってしまう。
やばいので一番美味しそうな
戦士
を解釈してみよう。もしベイビー、君が欲しいイエー♪だったら腰砕けます。

♪
我は新しきものを求め出立す
知己のもの全てと別れ
日の光のもとの百年間
何物か我を捕らえたであろうか そこで知るべき何か
その渓谷で 我らはそこで集うであろう
我らの降伏は無力だ
明日、鋤は剣になるのだ
我らをより強靭にし 我らの危機の中で
時は過ぎ去りてゆく
時は我らの秘密を守る
我は再び戻る
かの日にいざ戦うために
我は剣士となるさだめ
下僕にはなりえようがなし
戦士とそして征服者
自由のため闘うのだ
我は剣士となるさだめ
下僕にはなりえようがなし
戦士とそして征服者
自由のため闘うのだ
我は剣士となるさだめ
下僕にはなりえようがなし
戦士とそして征服者
自由のため闘うのだ
♪
うおおお、期待に答えた戦国ロック。ギターでも闘うのだ。Vが突き刺さる。いかん、ストラトは突き刺せるとこが無い。
ええい、アーム引き抜いて刺すぞ。
気分絶頂です。
下にぃ。下にぃ。
あ、大名行列とはちと違うな。
しからばごめん。
次は時が来ればまた合間見えることがあろうぞ。かっかっか。
(山)2007.7.5
ろっくすアッシュのページ
資料(英版)
The English translation page : here.