2017年01月28日

イン・ア・ステイション/カレドニア・ミッション / ザ・バンド 1968/7/1 In a Station / Caledonia Mission - The Band



イン・ア・ステイション
カレドニア・ミッション
ザ・バンド
1968/7/1


チャートの完璧なシングルが一息ついたので
アタシのライフワークたる
真ノーベル文学賞受賞バンド、
ザ・バンドをてめえの言葉で訳してみよう大会い〜。

1968年7月1日発売1作目アルバム



ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク
Music from Big Pink


より

怒りの涙/トゥ・キングダム・カム

に続いて

A面3曲目

イン・ア・ステイション
In a Station


作・歌唱:リチャード・マニュエル師

https://youtu.be/nXhj45urx3Y




Once I walked through the halls of a station
 昔々、俺が駅のホールを歩いていたときのこと

Someone called your name
 誰かがお前の名前を呼んだ


In the streets I heard children laughing
 駅前通りの子供らの笑い声が聞こえる

They all sound the same
 声と声が紛れてわからなくなった


Wonder, could you ever know me
 どうだろう、お前は俺を見つけられるだろうか

Know the reason why I live
 俺が生き延びてる理由もわかるものかな

Is there nothing you can show me
 お前が俺に見せられるものは何も無いのかな

Life seems so little to give
 どうやら人生がくれるもんてのはえらく少ないようだ


Once I climbed up the face of a mountain
 昔々、俺は山肌を登り

And ate the wild fruit there
 なってた実を喰った


Fell asleep until the moonlight woke me
 月の光で目を覚ますまで眠りこけてたら

And I could taste your hair
 お前の髪の残り味がしたんだ


Isn't everybody dreaming
 誰もが夢見てるわけじゃないだろうが

Then the voice I hear is real
 そのとき聞いた声は現実のもの

Out of all the idle scheming
 あてもなく思い巡らしても

Can't we have something to feel
 俺らは感じることはできないのだろうか

うーうーうーーーうー
うーうーうーうーうーうーうーー

Once upon a time
 昔むかしのお話

Once upon a time
    昔むかしのお話

they used me indeed
 世間は心底俺を利用し尽くした

Tomorrow never came
 明日なんかまるで来やしなかった


I could sing the sound of your laughter
 お前の笑い声を唄にして唄うことも出来たが

Still I don't know your name
 いまだに俺はお前の名前すら知らない


Must be some way to repay you
 お前になんかでお返しをせねばならない

Out of all the good you gave
 お前がくれた沢山の善意の中からひとつでも


If a rumor should delay you
 噂なんかでお前が尻込みせにゃならんのなら

Love seems so little to say
 色恋など語るに及ばずだな

うーうーうーーーうーうー

うーーーーうーーうう

うーう、うーうーうー



In A Station, The Band en Winterland 69
https://youtu.be/dulyeMCJgBc


なぜかはしらねどどこか中華風なこのザ・バンド史上でもこのアルバムでしか聞けん
神々しき後光に包まれたる儚き朝霧の靄唄。

好きすぎて話もできんこの絵が音を聴いて見えてくるそのさまよ。

A面4曲目

カレドニア・ミッション
Caledonia Mission


カレドニア大作戦

作・ギター:ロビー・ロバートソン師
歌唱・ベース:リック・ダンコ師
高音部歌唱・ピアノ:リチャード・マニュエル師
生ギター:リヴォン・ヘルム師
オルガン:ガース・ハドソン師

https://youtu.be/iyVSy9DYq9Y




She reads the leaves
 女は葉っぱから運命を読んで

and she leads the life
 そして生きていく

That she learned so well
 そのやり方の多くを女は学んだ

from the old wives
 婆さんたちから


It's so strange to arrange it,
 それに手を加えるのはまるで意味がないこと

you know I wouldn't change it
 わかりますよね
 アタシは変えるつもりもない

But hear me
 でも聞いてちょうだい

if you're near me,
 貴方がそばにいるなら

can I just rearrange it?
 少しなら変えられるものなのかしら?


The watchman covers me
 守り人が私を守ってくれる

With his remedy
 あの方の救済の仕方で

I can't see and it's hard to feel
 私にはわからない、なかなか感じられない

I think his magic might be real
 思っているのだけど
 あの方の魔法が本物かもしれないって


I can't get to you
 私は貴方の元にたどり着くことができない

from your garden gate
 貴方の庭の扉で立ち往生

You know it's always locked by the magistrate
 ご存知ですよね
 それは治安判事によっていつだって鍵をかけられている
 

Now, he don't care
 今はもうあの方は気にもかけていない

why you cry,
 貴方が何故泣いているかなんて

he thinks it's just a lie
 思ってる
 嘘泣きだって

To get out,
 出ていこうとすることを

I don't doubt
 私は疑わない

that you'd make a try
 貴方がやろうとすることを


If the good times get you through
 いい時が貴方の元を通り過ぎたって

I know the dogs won't bother you
 そうよ
 犬ころだって貴方にかまやしない

We'll be gone in moonshine time
 私たちは月が出るころにはいなくなっている

I've got a place they'll never find
 アタシには奴らにけして見つからない場所があるんだから



You know I do believe
 そう私は強く信じてる

in your hexagram
 貴方のダビデの星を

But can you tell me how
 でもなぜだか教えてちょうだい

they all knew the plan?
 奴らがなんで計画をすべて知っていたのか


Did you trip
 しくじってしまったんですか

or slip on their gifts
 買収されてしまったんですか

you know were just a con?
 そうなんですか
 私たちは囚人にすぎないんですか?

You knew it,
 知っていて

why'd you do it?
 なぜそうしたのですか?

I've been hiding in the dawn
 私は夜が明ける中隠れていたんです


Now I must be on my way
 今は私はひとりで生きていかねばならない

I guess you really have to stay
 貴方は本当にいなければいけないとは思うけれど

Inside the mission walls
 教会の壁の中で

Down in Modark, Arkansas
 アーカンソー州モードックの外れにある



The Band - Caledonia Mission (Rock of Ages)
https://youtu.be/REqj6aXlyM8


駆け落ちの唄であります。

男は来ない女がひとりの唄であります。

カレドニアはおそらく理想郷を指すのかと。

アーカンソー州モードックは実在せぬ街。

リック師の泣き節歌唱でリチャード師が高音で唸るさまでこの悲恋をあらわすさまはもはや。

(山)2017.1.28

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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ろっくすザ・バンドのページ

資料

資料(英版)

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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.muzie.ne.jp/artist/a001909/

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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2014年10月09日

アンフェイスフル・サーヴァント / ザ・バンド 1972/8/15 The Unfaithful Servant - The Band



アンフェイスフル・サーヴァント
ザ・バンド
1972/8/15


言えぬなら

言わずにおこう

ホトトギス

いまだ思い入れが強過ぎて
何をどう何だか書き出すことが出来ません。

ので

どうもCD訳文が最後まで納得できませんので
自分で方を付けます。

初出
1969年9月22日発売2作目



ザ・バンド

通称
ブラウン・アルバム


The Unfaithful Servant - The Band (The Band 11 of 12)
http://youtu.be/tODPH-3pofM




バンド内取りまとめ役作:ロビー・ロバートソン親方。

歌唱:渾身の歌唱、リック・ダンコ氏。

わたしゃが死ぬほどコピーしたヴァージョンが存在するのは

1972年8月15日発売。
1971年の12月28日から31日ニュー・ヨークのアカデミー・オブ・ミュージックで収録の初ライブ盤。



Rock Of Ages - Band
ロック・オブ・エイジズ
ザ・バンド・イン・コンサート


"The Unfaithful Servant" 4:48

訳さば

「不誠実な召使」

もしくは

下僕

なれど

私にはどうしても「執事」としか聞こえないので



http://youtu.be/XOQaz32gkHo




Unfaithful servant
 不誠実な執事よ

I hear you leavin' soon in the mornin'
 俺はお前が朝、すぐにでも出て行こうとしてると聞いている

What did you do to the lady
 お前は夫人に何をしたのか

That she's gonna have to send you away?
 彼女がお前をクビにしなきゃいけないことでもしたのか?


Unfaithful servant
 不忠実な執事よ

You don't have to say you're sorry
 申し訳ありませんでしたなどと言う必要は無い

If you done it just for the spite
 ただ悔しくてやったのなら

Or did you do it just for the glory?
 それとも名誉に賭けてやったことなのか?

Like a stranger you turned your back
 部外者の如くお前は背を向けて

Left your keys and gone to pack
 鍵を置いて荷物をまとめて去っていった

Bear in mind who's to blame an' all the shame
 覚えておけ
 悪いのは、はずかしめを受けねばならないのは誰か


She really cared,
 彼女は本当に大切にしていた

the time she spared and the home you shared
 共に過ごしたお前と暮らした家の時間を


Unfaithful servant
 不誠実な執事よ

I can hear the whistle blowin'
 俺には汽笛の鳴る音が聞こえる

Yes, that train is comin' and soon you'll be goin'
 そうだ、その列車がやって来る
 そしてすぐにお前は行くことになる


Let us not bow our heads for we won't be complainin'
 文句を言うつもりのない事のために人は頭を垂れて祈りはしないものだ

Life has been good to us all even when that sky is rainin'
 俺たち皆にとって人生は善きものだった
 たとえ空から雨が降っている時でも

To take it like a grain of salt is all I can do,
 話半分に聞くことだけが俺にできること

it's no one's fault
 誰が悪いってわけじゃない

Makes no difference if we fade away
 俺たちが消えちまったって大した違いはない


It's just as it was,
 それは変えられようが無かったこと

it's much too cold for me to stay
 俺にとってここにいることはつらすぎるんだよ


Goodbye to that country home
 あの田舎屋敷に別れを言うのだ

So long to a lady I have known
 俺がお付き合いさせて貰った御夫人よ、お達者で

Farewell to my other side
 あばよ、もう一人の俺様

I'd best just take it in stride
 気にしないで行っちまうのが一番だね


Unfaithful servant
 不誠実な執事よ

You'll learn to find your place
 お前は自分の居場所を見つけることを学ぶのだ

I can see it in your smile
 俺はお前が笑ってる顔を見ればそうなれたとわかることができる

And yes, I can see it in your face
 そうさ、お前の顔を見ればわかるんだ

The memories will linger on
 思い出は残るだろうよ

The good old days they're all gone
 古き良き日々、みんな去って行ってしまった

Oh, lonesome servant can't you see
 ああ、孤独な執事よ
 わからないのか


We're still one and the same,
 俺たちはまだまったく
 同じなんだよ

just you and me
 ちょうどお前と俺が同じなように

きこここここここここここここ
きここくかこきこん
きこ、くけかくきここん

きこここここここここここここここここ
きこここここくききんこけきこんぺろん
ぺぺぺろんぺぺぺろんぺぽ
ぷわーん

きこここここここここきこここここわーんんんんんんんんん
ぷぺぶぺぷぼぷぺ
ぴぽんぴぶんすぺつぱとんぺ

ぶばあああ

ぶばああ


ばああぶぼう




「友達のことなんですけどね」



話し始めることはたいていは自分のことを話してる。

その

心残り極まる男の背中の

残心を語るは

世界一速いと自負するトレモロが炸裂する

チキンピッキング

説明不能の微妙な弦への責めで倍音を不確実に発生させる技術

を駆使するロバートソン氏の奏。

去り行くカントリーホームの風景を描写するはアラン・トゥーサン師匠アレンジのホーン隊。

今もあたしゃ、レコード内の皆さんと一緒に拍手いたしました。

(山)2014.10.9

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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ろっくすザ・バンドのページ

資料

資料(英版)

English Version

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閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA


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2010年07月07日

地下室 (ザ・ベースメント・テープス)/ボブ・ディラン&ザ・バンド 1975/6/29 The Basement Tapes / Bob Dylan and The Band



地下室 (ザ・ベースメント・テープス)
ボブ・ディラン&ザ・バンド
1975/6/29


隠し事です。元は隠匿物。
1966年の7月に世にボブ・ディランの乱と言われる、ディラン氏はオートバイ事故起こし。
治さにゃならんかった。
で、どうにかこうにか復帰した翌67年、
リハビリを兼ねてアメリカはウッドストックのあの”ビッグ・ピンク”と呼ばれたでかい桃色の小屋の地下室で
共に電気で世間を騒がす悪行を為した後のザ・バンド、ホークスとセッションを繰り広げたとゆう。



何かにとりつかれたように100曲以上。録音も残し。
これはあくまでも非公式で出すつもりもないもの。
それが世に流れた。
ファイル交換ソフトで。
なわけないじゃん。手から手へだ。
あまりにあまりのブツだったから。
これはもうこれを売ったら長男の進学資金になるよとテープ・オペレータのおっさん、ついつい・・・
(想像)
最初にバラで様々なルートに乗り、
世界各国に。
で、出ないものが出て、カバーされてヒットするは。
ビートルズの運命を変えるは、
ストーンズの音を動かすは、
数知らずの無名人の人生の運命を変えるはとんでもないことに。
1969年にまとまった形で
世に流れたそれは世界最初の海賊盤と呼ばれる

Great White Wonder



こいつが出てからはさらにえらい事態に。

猪突猛進で成長と深化を目論んでいたロックがここで一世巻き戻しの巻。

ディラン氏の巻き戻しと運命を共にする。
70’sを目前として。
正体はと言えば、ずっとわからず。
何の因果か聴いちゃったものだけがそれぞれ類推邪推陶酔の果てに。

そして
時は過ぎ去り1975年。
ついに正式なる形でそれは世に出る。
その名もまんま

地下室 (ザ・ベースメント・テープス)
The Basement Tapes




地獄の鬼の血の舐め合い宴会の模様と、
明らかにそりゃ録り直したでしょのブツとの混在で。



以後、
いまだに謎は謎のまま放置です。
色んな者共が、あれはこうだそれはどうだと能書きの言い甲斐もござりまするが
何しろ出来るかな出来るかな、したいからしたいから
で行った曲群。



本人たちもその殺害の動機は忘れておるじゃろう。
状況証拠だけではパクれないわ。

が、
ボス!本人の自白があります。

何だ、マカロニ、言ってみろ。

はい、この唄です。

ベッシー・スミス
Bessie Smith




ベッシーは、ただの友達以上の人だった
俺らはいい時も悪い時も共に過ごした
今、多くの年月が過ぎていき
俺はいまだに思い出す
俺がこれまで持ったその最高のものを

俺はちょうどベッシーに会うため道なりに行くところ
おー、すぐに逢えるんだ
ベッシー・スミスに会いに道すがら
着いたらアイツはどうするかな

ありとあらゆる阿呆なことを俺はやってみなきゃいけなかった
ああ、そんなことを全部試したよ
で、懲りずにまたやってみた
けどな
もしアンタがラッキーだったら、いつかアンタは見つける
テメエが本当にどこからやって来たのかを

俺はちょうどベッシーに会うため道なりに行くところ
おー、すぐに逢えるんだ
ベッシー・スミスに会いに道すがら
着いたらアイツはどうするかな

オルガンぴええ

今思い返すに俺の過去
馬鹿なことなどやっちまったもんだ
だがあの頃は、物事など気にしなかった
で、今また俺はまだ自問自答
そいつは彼女の甘い愛だったのか
彼女の唄うテクニックだったのか

俺はちょうどベッシーに会うため道なりに行くところ
おー、すぐに逢えるんだ
ベッシー・スミスに会いに道すがら
着いたらアイツはどうするかな



このベッシー・スミスとは、アメリカは1920年代、30年代に活躍した
”ブルースの女帝”と呼ばれる不世出のシンガー。
彼女の名と音楽にかけてザ・バンド総帥、ロビー・ロバートソン氏は、
この地下室への思いを唄にしたと思われます。
歌わん殿下だった自ら、あら珍しやヘタッピな唄を歌って。
なお
今回の捜査の結果、新たなる証拠が出ました。
上のとこまでで終わってる唄の続きです。
真偽はまだ不明ですが。

何だ、ジーパン、歌ってみろ。



When she sees me will she know what I've been through?.
Will old times start to feelin' like new?.
When I get there will our love still feel so true?.
Yet all I have, I'll be a-bringin' it to you.
Oh Bessie, sing them old-time blues.





アイツに会ったら
俺がどう過ごしてきたかアイツは知ってるかな?
昔の時間はまた新しく感じられるように始まるのかな?
俺がそこに着いたら
俺達の愛はまだほんとに本物だと感じられるかな?
それがどうであれ
俺の持っているすべてを
俺は君に持っていくところだ
おー、ベッシー
そいらにあの頃のブルースを歌ってくれ



なお、この地下室。
Great White Wonder共々ユーチューブでは一切発見されず。
おそらくロビー氏関係でありましょう、アップされ次第ことごとく削除の命令かと。
カバーに挑戦してる者も僅か。
この何でもかんでも明明白白公明正大の21世紀の世の中に
そんなこと言ったってやるヤツはやってるじゃん不義密通
誤魔化されてはいけない
のマコトを突きつけるべく、
ブツを身銭を買ってこの極悪音質盤に挑戦せぬものは聴かせてやんない。
なおかつ
それに聴いたってまるで謎のままだよ。

何たって隠し事だからな。そもそも。

(山)2010.7.7

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地下室(ベイスメントテープ)(紙ジャケット仕様)

Basement Tapes (Reis) (Dig)

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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Bessie Smith -- Baby Won't You Please Come Home 1923
http://www.youtube.com/watch?v=zCrtErmipXE


'Bessie Smith' ~ Ray Lamontagne
http://www.youtube.com/watch?v=3f-npj9qV-0


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資料

資料(英版)

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2009年08月04日

W.S.ウォルコット・メディシン・ショー/ザ・バンド 1970/8/17

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↑私製ジャケです。このような日本盤シングルは存在しません。

W.S.ウォルコット・メディシン・ショー
ザ・バンド
1970/8/17


それはそれはまだネットもデジタルTVもケータイも無い時代のお話。
人々はただ昼は働いて夜は酒かっくらって就寝してたわけじゃない。
誰もがみんな、いつの時代にもお楽しみは必要です。
何の役にも立つ訳でも無い、人間様だけが嬉しがる数々のエンタメ。

第2次世界大戦前まで、かの亜米利加合衆国には不可思議な見世物があったとな。
その名は、

メディシン・ショー。

薬ショー?

いったいそりゃ何なの?

歌があります。

1970年8月17日に世に出た若年寄楽団、その名も、
ザ・バンドの
3rdアルバム”ステージ・フライト”

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の中に。

W.S.ウォルコット・メディシン・ショー
〜The W.S. Walcott Medicine Show


これがあのレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ卿と同じギター使用してるなんて信じられなーい

ロビー・ロバートソン兄いが弾く高らかなヘヴィメタイントロによって導かれる。
のちの”オフェリア”に通じるディキシーランド風味ロックンロール。
もーPOPで、これをシングルにすればねえ、ヒットはしないけど、シングルになったろうにつ大好きな唄。
あの仏様ライブ・アルバム”ロック・オブ・エイジス”でのヴァージョンもよりデスメタルしててナイス。
でね、
ずっと好きだったんだけど、ずっと訳わかんなかったんすよ。
その薬ショーってのが。

何なんだそれは?

噂で、各地を転々と旅する富山の薬売り&ただ売ったんじゃ誰も買わねえってんで、
魔術やら力自慢やら頭が二つある女とか象男とかありとあらゆる興味津々見世物にかこつけて薬売りつける行商だって聞いた。
しかし実態はずっと????。

それが一端でも垣間見られたのは最近です。
喜劇王ハロルド・ロイド氏の名作
”田吾作ロイド一番槍〜キッド・ブラザー”にて。

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出た!これがメディシン・ショーか!

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うーむ、妖しい。TVショッピングに近い雰囲気です。

”ほーら、こんな野郎にも効きますこの薬、どーですか?買いませんか?今、買わないと二度と手に入りませんよ。”

人様のやることは、あんまり変わってねえなあ。

もちろん真っ当な連中もおったと。
もちろん真っ当で無い連中もおった。

ロイド氏の映画に登場するのは真っ当じゃ無い連中。
薬屋にかこつけて本業は盗人。
その街の狙う獲物に目を付けて急ぎ働き、即とんずら・・てな輩。
へなちょこで屈強なロイド君にこてんぱんに最後はやられるの巻。

それを踏まえて、
やっと踏まえられて、この唄が聴けました。

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ぐいがごうっぐぐえげ、ぐいがごうっぐぐえげ、

手持ちぶたさで、出かけるとこも無いのなら
行こうぜ、ショーを見に行こう

聖者と罪人がいるぜ
負け犬と勝ち組に会うことが出来る
アンタが知り得るだろうあらゆる類の連中
一度体験しちゃったら
もう忘れられない

W.S.ウォルコット・メディシン・ショー

アンタはご承知
ヤツはいつだってテントでお待ちさ
もし本物をお探しなら
アイツはそいつの在り処をアンタに教えてくれる

ぐいがごうっぐぐえげ、ぐいがごうっぐぐえげ、

若き信仰治療をする男がいる
ヤツは女ったらし
ヤツの手によって病はあっとゆうまに治るさ

音楽がホットな時、
アンタはぶっ立ってなければならないかも
クロンダイク・クルー・クラックス蒸気船楽団を聞くために
汗なんかかくなよ
忘れられないぜ

W.S.ウォルコット・メディシン・ショー

俺は何にも無しで死ぬよりも、ハッピーになって死ぬほうがいい
んで、男ってもんは・・・・
女に誘われても気付かないお馬鹿さん

ぐいがごうっぐぐえげ、ぐいがごうっぐぐえげ、
ぐいがごうっぐぐえげ、ぐいがごうっぐぐえげ、

サックス!

ぐいがごうっぐぐえげ、ぐいがごうっぐぐえげ、

ミス・ブラー・フォックスホールに会いに行こうぜ
歯にダイアモンドを埋めている
服の下には純金を隠しているのさ
アイツはロックンロール・シンガー
正にモノホンの証明
アンタが今まで見たことがない類のモノだぜ

一回でも見ちゃったら
もう忘れられない

W.S.ウォルコット・メディシン・ショー

ぐいがごうっぐぐえげ、ぐいがごうっぐぐえげ、

W.S.ウォルコット・メディシン・ショー

ぐいがごうっぐぐえげ、けーけーけーけー

W.S.ウォルコット・メディシン・ショー

ぐいがごうっぐぐえげ、ぐいがごうっぐっぐけうけ、

W.S.ウォルコット・メディシン・ショー

ぷお



人、集まりしとこにドラマあり。
何が起こるかは見終わってからのお楽しみ。
もしくは
人、集まりしとこにウィルスあり。

もしショーを見て新型インフルエンザ、いただいてしもうたら・・
その時こそ、お役に立ちます。

W.S.ウォルコット博士のお薬が。

W.S。その名前とミドルネームはいったい何だったのかいな。


(山)2009.8.5

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Stage Fright (Remaster) (紙ジャケ)

Stage Fright

HAROLD LLOYD COLLECTION [DVD]

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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The W.S. Walcott Medicine Show
http://www.youtube.com/watch?v=FLeLHBi1-sU


The Kid Brother (1927)
http://www.youtube.com/watch?v=NxPsHYLhjb0


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2009年01月06日

アイ・シャル・ビー・リリースト/ザ・バンド 1968/7/1

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アイ・シャル・ビー・リリースト
ザ・バンド
1968/7/1


えらく簡単な歌です。
テンポは人肌でスロー。
コードは繰り返し。
歌詞はうっかりすると英語のままで、タイトルだけで意がわかる。
誰でも聴けるのは当たり前、演るのも出来る。
アマチュアからプロまで。

そして気持ち良くさせてくれる。

作者はボブ・ディラン氏。
託されて演る権利筆頭は

ザ・バンド

1968年7月1日リリーストのアルバム、
ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク”のラスト
に収録。

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そのわかりやすさ、やりやすさ、全てが罠。
正に全部が裸にされてしまいます。
やっているその人が。
音楽に対する態度、そればかりかその人の生き方までが。
恐ろしいことに。

一番の罠、それは甘えることが出来ること。
メロディにも、そうコードにも、歌い方にも。

それでいいのかと言えば、
俺は違うと思う。
これほど苦しい歌は無し。
これほど苦しい歌を、苦しく唄っているのは、ザ・バンドのリチャード・マニュエル氏。
だから
簡単だけど、簡単に演奏出来るはずはありません。
一回演るたびに命が削られていく、大リーグボール3号みたいだと。
白い血。

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人は言う すべてが取って代わられることが出来ると
人は言う どんな道のりも近くは無いと
そう、だから私はみんなの顔を覚えてる
私をここに置いたすべての男の

私は見ている 私の光が輝いて来ているのを
西に沈み東から昇って来る
もうすぐに もうすぐに
私は解き放たれるであろう

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人は言う すべての人が保護を必要としていると
人は言う 誰もがどん底になる運命だと
それでも私は自分の影を見ている
どこかとても高くに有る この壁の上の

私は見ている 私の光が輝いて来ているのを
西に沈み東から昇って来る
もうすぐに もうすぐに
私は解き放たれるであろう

今、あそこで、ある男が立っている
この孤独な群衆の中
男、自分には責められる所以など無いと言い張る男
そして一日中、私は聞く
彼がわめき叫ぶのを
俺はハメられたんだとただただ叫んでいる

私は見ている 私の光が輝いて来ているのを
西に沈み東から昇って来る
もうすぐに もうすぐに
私は解き放たれるであろう



1番も2番も3番も、まず苦が有り、そして希望、それどころじゃないな、
確信がそれを受けてます。
その間には何も説明が無く、物凄い断絶が。

何故、それでも、そんな風でもリリーストされるのか。
このままではわかりません。
自分がそれほど強靭な存在だと言うのか、
空しいカラ宣言してるだけなのか。

前段の苦は誰にでもわかる誰でも一度は経験していること。
時間がすべてを解決してくれると言うことなのでしょうか?

それではなはだ納得したい気持ち、常にあるんすけど、
リチャード氏の歌声が、いつも相反して聴こえるので、
いまだに解決することが出来ませぬ。

いつリリースト出来ますか、不明。

(山)2009.1.6

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Music from Big Pink

Music from Big Pink

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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I Shall Be Released (The Band)
http://jp.youtube.com/watch?v=Ore6K3ESTLc


The Band, I shall be released audio
http://jp.youtube.com/watch?v=O1yq9HWq9rI

Elvis ~ I Shall Be Released
http://jp.youtube.com/watch?v=v_IE8vrEf08

Chrissie Hynde - I Shall Be Released
http://jp.youtube.com/watch?v=0YSoDaTcH8g

U2 - I Shall Be Released
http://jp.youtube.com/watch?v=RUQBdefnmIA

Sting - I Shall Be Released (Live)
http://jp.youtube.com/watch?v=z3MDO3xS584

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2008年11月04日

ザ・ウェイト/ザ・バンド 1968/6/26

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ザ・ウェイト
ザ・バンド
1968/6/26


宴もたけなわアメリカ大統領選挙。
例によって音楽が盛り上げ手段として使われています。
共和党マケイン氏は、ロッキーのテーマに乗って負けいんしないよう悲壮な表情、
一方、優勢を伝えられる民主党のオバマ氏は、貴方が出たら即当選のボス、ブルース・スプリングスティーン兄貴登場。
生で演奏でござい。
何かを作ることを放棄しお金を右から左で儲けようと日々画策して来て自業自得で自爆の日ももう僅か、
無理やりアッパーな気分になるべく叫んでいるその姿、戦争だけはおっ始めるなよ、ほんとに。
と心配する。

音楽を使うなら、今、まことに相応しいのは、共和党はビー・ジーズのステイン・アライヴ、
そして民主党はその双子歌、

ザ・ウェイト
〜The Weight
ザ・バンド


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だと思います。それでそれを誤魔化す事無く受け止めろや。
1968年6月28日からの首筋に匕首を。

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1stアルバム”ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク”から。

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俺は引きずられる様にナザレの町に入っていった
ほとんど死んだような気分で
ただ場所が欲しかったんだ
とにかく横になれるところが
「なあ、旦那、教えてくれよ
どっかにオイラの寝床は無いかな?」
ヤツはニヤッと笑いやがって、俺の手を握って
「ねえよ!」
それだけ言いやがった

尻から荷を降ろしなよ
降ろして楽になりな
尻から荷物を降ろせよ
そんでアンタは俺にその荷物をおっかぶせることが出来るってもんだ

俺は自分のカバンを拾って
じっと隠れるヤサを探しに行った
その時だぜ、俺はカルメンと悪魔が手を取り合って歩いて行くのを見たんだ
俺は言ったね
「おい、カルメン、さあ、下町にくり出そうぜ。」
女は言ったね
「アタイは行きたいんだけど、このダチがしつこく付きまとうの。」

尻から荷を降ろしなよ
降ろして楽になりな
尻から荷物を降ろせよ
そんでアンタは俺にその荷物をおっかぶせることが出来るってもんだ

うるせえな、ミス・モーゼ
アンタが言えることは何もねえんだ
それはまったくルークと同じ
ルークは最後の審判の日を待っているんだぜ
「なあ、ルーク、俺のダチ公、アンナ・リーのことは一体どうするんだ?」
ヤツは言ったね
「頼みがあるんだ、てめえに
ここに居て、アンナ・リーの面倒を見てくれねえか?」

尻から荷を降ろしなよ
降ろして楽になりな
尻から荷物を降ろせよ
そんでアンタは俺にその荷物をおっかぶせることが出来るってもんだ

キチガイ野郎のチェスターは俺について来た
そんで霧の中で俺を捕まえたんだ
ヤツは言ったさ
「俺はお前を訴えてやる
俺のかわいい犬のジャックを盗みやがったらな」
俺は言ったよ
「ちょっと待てよ、チェスター
わかってるだろが、俺は呑気で平和な男だぜ。」
ヤツは言った
「それはOK、まったくOK、
兄ちゃんよ、じゃあ暇が有ったらアイツに餌でもやっておいてくれや」

尻から荷を降ろしなよ
降ろして楽になりな
尻から荷物を降ろせよ
そんでアンタは俺にその荷物をおっかぶせることが出来るってもんだ

急行をつかまえてくれ 今すぐ
俺を一緒に連れてってくれよ
俺のカバンはもうそろそろスッカラカン
もう潮時だとマジで思ってるんだ
ファニーのところに帰らなきゃいけねえ
わかってるだろ
アイツだったんだ
誰もかれもとの厄介事をおっかぶせてここに俺を送り込んだのは

尻から荷を降ろしなよ
降ろして楽になりな
尻から荷物を降ろせよ
そんでアンタは俺にその荷物をおっかぶせることが出来るってもんだ

ひああああーあああ



これこそ、米国の頭となるべき男が、歌うべき歌。
わかってるだろが。
今なら。


(山)2008.11.4

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Music from Big Pink

Music from Big Pink

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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The Band - The Weight (Live-1970)
http://jp.youtube.com/watch?v=2-xQoNDFwlE


The Band- The Weight
http://jp.youtube.com/watch?v=XY_5JOEmFK0

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2008年03月18日

ステージ・フライト/ザ・バンド 1970/8/17

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ステージ・フライト
ザ・バンド
1970/8/17


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Stage Fright

ステージ・フライト

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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The Band - Time To Kill (1970)
http://jp.youtube.com/watch?v=mmo6giEpgAg


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夜明けのアルバム「ビッグ・ピンク」、
アメリカとサシで勝負した「ザ・バンド」、
に続いて3作目として登場しましたは

ステージ・フライト
ザ・バンド


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です。録音は70年の5月〜6月、地元ウッドストックの小芝居小屋にて。録音機材を持ち込んでの一発勝負。
絵億音技師は一発勝負にピッタシのあのトッド・ラングレンちゃん。ケンカする暇も無く多分、すげー早仕事だったかと。
上がったテープはロンドン部隊、グリン・ジョーンズ氏部隊の二部隊でミックスされていい方を総監督ジョン・サイモン氏が選んで収録したといいます。

さて超重量の前作を引き継ぎ、長年の苦労の末、名前をようやく得たザ・バンド、3作目にして何を為したかは、その幸福を噛み締めること。
スカッとやり遂げたら、もう好きな音楽を好きに作って楽しく作るもんね。
結果、ロッキン・アルバムです。

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トッド氏のなんつうか上下が詰まった音質のラジオ音で流れてくる歌、また歌。あれってくらいあっさりと流れて終わる。
今度もどかーんとずどーんと来ると思ってたファンは肩透かしを喰って、あれれと思ったらしい。
しかーし、そのあれれがミソで、そんなザ・バンドもこれ一作、大切です。
今までは向こうがどうだーと捻じ込んで来てくれた。
そのお礼に、今度はこちらが迎えに行くのが仁義と言うものだ。

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シングル・カット有り。
そのあれれを代表する唄、

タイム・トゥ・キル〜暇つぶし

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俺が辿って来た仰山な道
その仰山な道を俺は燃やしちまった
けど、俺達の道が交わった時、愛だ、ひゅう
俺の全世界は廻り始めた

そして俺たちゃ暇つぶし
何てスリル
6月と7月

俺たちゃ自分らの愛すべてをいただいた
バケツ一杯の
俺たちが泣いた涙

もう泣いたりしないぞ
ドアをボルトで閉めきってやる
何を俺らがしてきたなんてこたあ知らねえ
けどとにかく沢山のことをしてきたことは確かだ
もうこれ以上必要じゃねえさ

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一仕事終わったら
馬鹿騒ぎが出来る

焚き木のそばに座っていたいだけ
俺のすぐそばにいてくれる愛と一緒に

さあ暇つぶしだ
猫みたいに
すぐにデザートも出る

愛がいっぱい
空いっぱい
あんたの目もキラキラしてる
さあ、気の行くまま
そこは愛があるところ 行かなきゃ
俺たちは種を蒔くんだ
必要とするものが有る
俺たちは自分たちの虹を見つけたぞ

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ギタア

俺の愛はあの娘のお宝を欲しがってる
で、俺はアイツは急いでいるってこと、わかってるさ
もし俺たちが真っ当な暮らしが出来るなら
あんたらは心配するこたあないよ

暇つぶし出来る時が来た
まだいるよ
さあやろう やってみよう!
愛が一杯有る
山ほど
木はとっても高いんだぞ

でっかい車がいらないって訳じゃない
キャビアだって喰わないわけじゃない
俺たちが一休みする
ねぐらがとっても好き
あんたらは俺たちがどこにいるか、わかっているだろ



とゆうこと。

ザ・バンドと一緒に暇つぶし。
なんちゅう贅沢・・・・

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しかも風情をLPで楽しんで、音はCDになりリマスターされるごとに好きになっていくっつう。

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過去と未来の音楽です。


(山)2008.3.18


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2005年08月31日

The Band / The Band 1969/9/22

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*名盤です。うちなんかが書かせてもらってもそうは気にされませんでしょうが、これが並み居る評論家先生、それどころかあまたの憧れのミュージシャン達だとそうはいきません。私はこれでこれを止めましたのクラプトンさんを筆頭に第賛辞の嵐発売以来吹き荒れる。そうなりますと後学のために買っておこうと。しかもそんなに言われてるのならさぞかし凄かろうと聴く前から期待ばんばんですからいざ聴いてみたら何やこりゃ地味やで爺むさとなって棚の花に。何か言わなきゃいけない時はまあ雑誌で書いてあったことをテキトーに言っておけば。ジャズなんか語っちゃう時みたいに急に真顔になったりして。困りんこ。音楽は別に偉大だから聴くんじゃなくて好きでごわんごわん感動するから自分の中で偉大になるものですから。あまりに評判良いと逆責め。かえって何が本当に好きなのかわからなくなる恐れあり。なんて事書くのは、私にとっても長い間敷居の高いアルバムだったからなんす。本当に体に染み付いたのはCDリマスターになってからかもしれん。同じ曲でも仏アルバムのライブヴァージョンの方がずっと好きでした。ロックだったから。一旦染み付くとアナログも見えるとこが見えて来てたまらんのだけど。最近つくづく思います。これ、若い音楽だったのだなって。音楽やる時って何かに憧れを持ってやると思います。それはマルムスティーンちゃんみたいにバリバリ速く弾きたいなだったりロッドみたいに華麗な衣装でマイクスタンドぶんぶんロオオックだったり。ザ・バンドの場合はそれがアメリカのセピア時代だった訳で。ロバジョンでブルース・ロックと同じ。精一杯突っ張って古い音楽をこれだけ好きなんだってやったのかと。これで成功してやるっつう野心もばんばん感じます。必死さも。いかしたアメリカ小唄作ってほらビートルズだけじゃ無いんだつう気概の音楽がここに。それでもなお古いと感じるのならそれは昔の若者がやってるって事実だけだな。この当時はこれがばちばちにナウだった訳だ。クラブでかかっておりましたどこのだ。何回もリマスターされてます。やっかいなのはされるたびにぐんぐん音が良くなること。しかも未発表も発掘されて。奥が見えてくると益々好きになる。何回も買っちゃってまあ。嬉しくも辛いよ貧乏人には。今、外盤は恐ろしく安い値段で買えます。日本盤は・・・安いのは安いけど、何故か最新のボートラ無し。有ったものを削るとは。不可解なり。もちろん追加されてるのは別テイクだったりいわばボツものなんですけどこれがちょっとテンポが違ったりアレンジが違ったりのきわきわのもの。素晴らしさ甲乙つうよりも別な感動確実にあります。今俺が買うとしたらやっぱ外盤だな。自分で歌詞訳さなきゃいかんとしても。一番良いのは別テイクだけ別アルバムでまとめて出してくれることなんだけど。新ボックスになっちゃってえらい値段になったらそれでも往生するし。微妙だ。その新ボックスまもなく発売。えらい値段で。泣く。

中略

発表以来36年。まだまだこれから見えてくるもの多数有り。長生きしてまた感謝させて貰おうっと。今でも1曲づつここがここがって書いたらこの10倍駄文で迷惑おかけしてしまいそうです。とゆうことでいつか中略部分をまた。

(山)2005.8.31

かいジャケットのページ

入手先参考(試聴はここで)

日本盤

by Yama
BY AUTO TRANSLATION
SORRY,Mistranslation multi.


*It is a great record. Write..curettage..nature..do..level..provide..critic..teacher..but
..yearn..musician..curettage..live.I blow hard after putting the storm of the admiration word on the market having stopped this by this with Mr. Eric Clapton at the top. Even if you buy it for the information useful in the future when becoming it so. To the flower of the sober grandfather shelf when it absorbs it when it has and it ..painful.. sits and it ..expectation turn turn.. listens before it listens even if it is surely terrible if it is said so much moreover what. If you say Tekitor writing probably with the magazine when it is necessary to say something. It puts on a serious look in suddenness as talked about jazz. Embarrassment .Music doesn't listen because it is separately great and : because it likes and the bowl bowl one that becomes great in me because it is impressed. Reputation good reverse-blame too. Fear what you really rather like is not understood. What is done because it was very an album that the threshold is high for Cotoca and me for a long time. After it becomes CD Lima star, it is really ingrained in the body. I liked live version of a French album very much more even as for the same tune. Because it was a lock. Though the analogue also gets ..seeing.. Mi when ingrained once and it comes and it doesn't collect. It thinks quite recently. It is this, young music, and. I think that it has the yearning in something by music. It is ..Barbary.. fast, and it up to is magnificent clothes and Maicstand Rooocc the whir as it is Malmusten like ..wanting to play.. rod. For the Za band in the translation whose it is a sepia age of the United States. It is ass John and it is the same as the blues rock. Liking does it stretch to the utmost and did only this do any old music?It succeeds in this and I feel the turn turn as for the ambition. Desperation also. Hey only Beatles : to here the music of ..it is.. Kigai making the American ditty made the best use of. It shall not be only ..old young person.. true if it is still felt that it is still old. At that time, this is this translation in the plectrum plectrum that is now. Where. hung with clubIt is Rimastared many times. The trouble must be steadily improving of the sound whenever it is done. Moreover, unpublished is excavated. It comes to like it when the interior comes into view. Many times oh dear ..purchase... To the poor person of ..painful.. ..glad... The outside board can be bought now by it is a frightening price. A Japanese board ゥ・ Latest Bortora doesn't exist though the cheap one is cheap. ..cutting down what is... It is mysterious. It is another Tac to be added of course and the tempo that differs this though it is ,so to speak, the Bots one is different for a moment, and the arrangement differs and is. It is in more separately than wonderful difference and certain impression. No outside board too if I buy it now. Even if you do if you ..lyrics.. do not translate it for myself. The goodness : though puts out only another Tac bringing it together in another album. It dies even so when becoming a new box and becoming a great price. It is slight. The new box sale soon. In a great price. It cries.

Omission

36 years after it announces. It is a lot of things that will come into view in the future still. ..making us wish to express our gratitude again... live longWhen one .... is still written, it seems to put the trouble with these ten time Aya. The omission part with again some time.
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2005年06月15日

Levon Helm & the RCO All-Stars / Levon Helm 1977

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*76年の感謝祭の日、11月25日にザ・バンドはラスト・ワルツを踊ってああ、何かが終わった。私なんか始まったばかりなのにそのとたんに終わっちゃって、ああ愛しの非チャート・アメリカン・ミュージクよ、と気分だけ終末ってた時に雪のウッドストックから届けられたのがこのリボンおじさんのオールスターズ盤でした。同時に心のギフト包装で送られてきたリック・ダンコ肉屋さんのソロと共にどっこいああ生きている。生きているーと波打ち際に走って叫んだよ。参加ミュージシャンのメンツを聞いただけでもうウキウキ。聴く前から感動しちゃったりして。はい、このレコード、世界一ドラムを叩きながら歌う姿が美しい男、ザ・バンドのリボン・ヘルムさんが自らのスタジオに我こそはミシシッピ・リバーで産湯を使った音楽野郎どもを集結してものした世紀の一大イベントです。その顔ぶれたるやニュー・オリンズのドクター・ジョン先生、メンフィスからはブッカーT&MG’Sの面々、シカゴからポール・バタフィールド吹き師、リボンさんはアーカンソー。ああ名前書かせて貰うだけで嬉しい。マリブに本拠地を移してからどうも浮き足立ってた本部ザ・バンドへ向けたメッセージかジャケはビッグ・ピンクの冬とゆう風情の自分のRCOスタジオ、音楽もはじめの感動を取り戻そう、ピリっと山椒のうにゃメンツが違えどこれはザ・バンドではないか。リックさんマニュエルさんの極め付けコーラスが無い代わりに麗しの名人達による共演です。改めてザ・バンドが表に出したアメリカン・ミュージックの根のぶっとさ、表面のやってる音楽の違いを超えた奥底のスピリットを感じ。喰ってるものが結局みんなワラジステーキでしたってことかいな。してこれだけのメンツに睨みを効かして一丸とさせるべく担ぎ出したのが米R&B界の永久名誉監督ヘンリー・グローヴァー師。参加メンバー全員が憧れた50’sR&Bのお宝を数々作り上げた名プロデューサーです。リボンさんにロニー・ホーキンスのとこから独立すべしと応援してくれた人でもありますから。こりゃ相当な落とし前アルバムでもある。曲は各自持って来たとっておきの物と玉手箱から取り出した極め付きのブツのカバー。それらは全てスタア、リボン氏の鋼のドラムに支えられると一本ビシっと芯の通った音楽になるのだ。味わいはスーパードライ、ザ・バンド中唯一のアメリカ人であった彼の声明でもあり。突き放した声の裏側に血と肉となった音楽のえらいこっちゃに気圧されてそれが嬉しくてたまりません。勢いに乗って行われた来日公演。行かなかったんだよなあ。どうにも金が都合できず。金塊でも強奪しようと思ったけど。いまだに後悔してます。結局、これが一期一会の魔術アルバムになってしまったし。この大陸雑草音楽にもやっぱ旬があったのかと今思う。人と時、場所。それが揃ってとんでも無い時が出来るのはいつも一瞬。今こうやって聴き返す時もまた一瞬。二度と戻らず大切にしなきゃいかんとしみじみ感じる次第です。ジャケで写ってるRCOスタジオが写真であるように。ロビー氏とリヴォン氏の最後の共演になってしまった5.を聴きながら。

(山)2005.6.15

http://rocks.studio-web.net/band/levonrco.html

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/B000060N9A&link_code=as2&camp=247&tag=rockalbumsgre-22&creative=1211

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/B0000011WJ&link_code=as2&camp=247&tag=rockalbumsgre-22&creative=1211

by Yama
BY AUTO TRANSLATION
SORRY,Mistranslation multi.


*Ah, and the the band was last and stepped a waltz and ended something on a day and the Thanksgiving of 76 years November 25. Ah, and it ended as soon as that in just the start of me, and it was this levon uncle's alllstars record of Ai that it endured and only chart American Hi Mugec and feelings were delivered from Woodstock of the snow to end Toki. But hold on U comes at the same time with the solo of butcher Rick Danko has been sent by the gift wrapping about the mind. It was shouted to the beach it was alive running. Only participation musician's Ments is heard and Ukiuki already. It is impressed before it listens. Even ..drinking.. spectacular event in century at the time of which. levon Helm of a beautiful man and the the band concentrates the music fellow who used baby's first bath on an own studio only by me in Mississippi River and ..sung appearance.. : while ..this record.. playing a drum in the most in the world yes. The..personnel..barrel..New Orleans..doctor..John..Mr./Ms...Memphis..every one..Chicago..Paul..butter..field..blow..master..ribbon..Mr...Arkansas.Ah it is glad only to make it write in front of Mei. Malibu..base..ground..move..very..float..Adachi..band..turn..message..Big..pink..winter..air..studio..music..start..impression..regain..Japanese pepper..differ..band.It is co-starring by ..elegance.. experts instead of Mr. Rick Manuel's putting studying thoroughly chorus's there. The Za band feels the spirit in the bottom where the difference of the music that and the surface of the root of the American music put out do was exceeded in the table because it renews. .... after all, even if all are Waragestaki, it is .. The carry out of to make doing whether it is efficacy and the assumption of the glare to Ments only of doing a united body is master Henry Grover of a permanent, honored supervisor of U.S. R&B field. It is a great producer who made up a lot of treasures of 50'sR&B for which all participation members yearned. From Ronnie HAWKINS in Mr. ribbon also because it is ..independence.. and it is a person who assisted. It is an album before a considerable drop when absorbing it. The tune is a cover of Bts with studying thoroughly taken out of the special thing and the casket that comes each one Mo. If it is supported by the drum of star and entire Mr. ribbon's steels, they become musical that one Bishi wick passes. Tasting is a statement of him who was the only American in the super-dry and Za band. Throw off..voice..other side..blood..meat..become..music..atmospheric pressure..glad.Visit to Japan performance done building on the momentum. ..going.. .Anyhow, money cannot be arranged. Even the gold ingot : though was going to rob. It still regrets. After all, this has become the gramary album of one one term meeting. I think that there was too in season also in this continental weed music now. Person and place. It is at the usual moment to be able to do the time that not is even if it jumps all together. It does so now, it listens, and the returned time is a moment, too. It heartily feels it not going if it never returns and it doesn't value it. The RCO studio that reflects by Jake must be a photograph. While listening to five ..becoming the last co-starring of Mr. robbie and levon...
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