2008年03月19日

マルーンド/ラリー・リー 1982

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マルーンド
ラリー・リー
1982


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Marooned

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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DON'T TALK 〜LARRY LEE〜
http://jp.youtube.com/watch?v=2AYDZk_VXyI


Ozark Mountain Daredevils - Jackie Blue
http://jp.youtube.com/watch?v=Q5R47TJ0Wek

Clifford T Ward -The best is yet to come live
http://jp.youtube.com/watch?v=DwQ7i5aVVGA

Clifford T Ward singing The Best Is Yet To Come
http://jp.youtube.com/watch?v=a8x-6GAcISA

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ラリー・リーさん。
検索しますと、ラリー&リーとして、ラリー・カールトン氏とリー・リトナー氏が出て来たりして。

違います。

ロッテの強力打線の兄弟さんでも無く
タニノブロンクスに有る中華料理店のカンフーの使い手シェフさんでも有りません。

1975年に米国チャート最高位3位まで上がった”ジャッキー・ブルー”とゆう完璧なシングルが有りました(ああ、まだ感謝しとらん)。
その曲を為したのがミズーリ州のバンド、オザーク・マウンテン・デアデビルスです。
そしてその曲のヴォーカルをとっていたのがこのラリー・リーさん。
女性ではないかと98.8%の方が思ってしまったほど繊細な声の人。
担当楽器はあろうことかドラムス。従ってなかなか歌ってくれません。ああ、もっと聴きたいもっと。
世の噂で80’sにAORなソロ・アルバムを出したとゆう。ああ、聴きたい。
の思い、音楽の神様に通じて、先日中古LPが眼前に出現しました。
しかし、始めはわからなかった。何しろ顔がよくわからない。これでいいのだろうか?と清水に飛び込み、
針を落とすと・・・・
一発でOK。あの声だ。これでまるまる一枚分聴ける。

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生涯でただ一枚のソロ・アルバムです。
レーベルはCBS。発売は1982年。AOR路線狙ったとな。
危険です。80’sAOR。
機械より非人間な演奏に囲まれた幻想の摩天楼バブリー・ミュージック。
用途は主に、金持さん及び束の間の金持さん気分を演出する為、使用される。
よくわからんが有れば、立派に見えるブランド品みたいに。
よって、その道を外してはいけません。ドライブが台無しJrになる。
危険です。すげー、詰まらんものだらけ。
その危険道に導こうとするレコード会社の陰謀も着々。
一曲ヒットが出ました。

”ドント・トーク”

全米最高位81位。日本ではもしかしてすげーヒットしてたりして。
その日本盤シングルの叩き文句は・・・

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フリーウエイを駆け抜ける真紅なキャディ まぶしい午後の乾いた心
コロス。失礼しました。ころす。
しかもタイトルは”ロンリー・フリーウエイ”。殺す。

ジャケで見ての通り、実に気の弱そうな方で、出してくれるんならって言うこと聞いてしまいそう。
しかして
人は見かけで判断してはならん。
その要望にしっかり答える形とりながら、しっかり己の音楽をやり通しました。
特に自作の曲、及びオザークスの盟友、スティーヴ・キャッシュ氏との共作では。
そんなに人は一夜にしてお洒落成金になれるわきゃあ無い。

その意志は参加してるミュージシャン達のメンツでも・・・

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何とリック・ダンコ氏がおるで。
何とニッキー・ホプキンス氏がおるで。

そしてただ一曲のカバー曲。

ザ・ベスト・イズ・イエット・トゥ・カム

クリフォード・T・ウォード氏作です。

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英国のSSW。天使の歌声同盟、欲の無いことにかけては世界選手権保持者の。
びっくりしました。本人のヴァージョンは確か84年の”ボス・オブ・アス”アルバムに入ってる。
その2年前にどうやってこの歌が伝播したのでしょう。
ちなみに他にこの歌をカバーしたのは、元ゾンビーズのコリン・ブランストーン氏、そしてジュディ・コリンズさん。
控え目類は友を呼ぶ。

涙が出るほど名曲です。



僕らは何か間違ったことをしたんですか?
自分たちの道を切り開く為にありとあらゆる魔法をしたんです
そして僕らがかつて会いたがったありとあらゆる悲劇
でも君は僕が正しいとわかっています
僕は言います
最高の時はまだ来ていないと

僕らはどこで行くべき道を誤ったんでしょうか?
その道は簡単に見つからないってわからなかったのかな?
でも君は僕が正しいとわかっています
僕は言います
最高の時はまだ来ていないと

そして君が今、僕の元を去るなら
君が言うように そうするかも
おー、行かないで下さい
だって僕はわかってる もし君が行ってしまうなら
何にも何も実現しなくなってしまうって 本当に

僕らはこれからどこに行くんでしょう?
今、君の胸は痛み、間違った道に君を導こうとしている
そして僕 僕は燃え尽きてしまっている
君にいて貰う為に
だって君は僕が正しいってわかってる
言いたいんです
最高の時はまだ来ていないと
そして君にもわかっている
最高の時はまだ来るものだって



CD化一度された模様です。
しかして当然のごとく廃盤になり、すげー値段で売りつけようとしてるやつらがいる。
LPがいつどこで出現するかもわかりません。

目の片隅にこのジャケを留めていただいて・・・その際は清水仲間になっていただければ

最高の時はまだ来ます。


(山)2008.3.19


ろっくすオザークスのページ


資料(英版)


English Here

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posted by 山 at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | AOR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月04日

Partners in Crime / Rupert Holmes 1979

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*LPオビのコピー文が強烈です。「大都会に生きる男の哀愁を心暖まるヴォーカルで聴かせてくれるシティ・ミュージックの実力派、ルパート・ホルムズ」。おおお物凄く合ってると思う一方、高倉健氏の顔をした渥美清さんが歌ってる姿を思い浮かべます。思い浮かべるかー。70’sを主に裏方さんで頑張って来たルパートさんの5枚目にしてブレーク・アルバムがこの「共犯者」。2曲のヒットも出ました。素直にオビのコピー文の通りイメージすりゃいいものを何でややこしい姿が出てしまうのかとゆうと、お名前を見るところ、お姿を見るところで全然違うんだもん。お姿は収録ヒット「エスケイプ」を歌ってるフィルムをTVで見たことがあります。ジャケではそそとしたナイスミドル風だけんどこれが見事なまでのお父さん。普段着で公開録画見に来てたお客さんがそのまま歌ってるのかと思ったよ。これでAORなイメージが真っ白。お名前は、プロデューサーとしてアメリカ音楽史上最も純で奇形なバンド、オーケストラ・ルナで、後は何故かイギリスのスパークス、セイラー、ジョン・マイルズ、ストローブスとこぞってエキセンな人たち。お父さんだから安心してやんちゃ出来るのかなと思うも、それほど構えた感じでも無し。経歴はイギリス生まれのNY育ち、お父さんがミュージシャンで、早くから音楽好きになって音楽学校に。学生時代からプロの現場に出入りして自作の曲を褒められたのが運の尽き。どんどん作曲して取り上げてくれる人も多数。70’s前半飛ぶ鳥を落とす勢いだったバーブラ・ストライザンド氏に認められて75年の「レイジー・アフタヌーン」でコンビを組んで一挙に注目を集めてと。ソロ・デビューは74年「ワイドスクリーン」で好きな音楽家は「ブルー・ムーン」を作曲したローレンツ・ハートさん。それらを頭の片隅にどばっと置いてこのアルバムを聴きますとさらにまあ楽しいこと。野心の無いビリー・ジョエル氏、NYのビル37階で働くバリー・マニロウさん、アスピリンを飲みすぎないウッディ・アレン氏、しょっちゅう一目惚れしてふられ続けてる、仕事は滅法真面目で信頼厚く、週末には一人で名画やってる映画館に行って、帰ったらこっそりスパークス聴いて踊ってる。有り得ない話じゃ無い。ほんとか(^0^)。それを演じてるのが筋金入りのプロのミュージシャン、ルパート・ホルムズってもう一つの姿。外からしっかり冷静に自分の歌う姿を見てる。曲はどれもイクラの粒粒みたいに美味しい。って結局は「エスケープ」、「ヒム」の二つのキラー・シングルが理屈抜き、もうやたらめったら大好きでそれで思い込み、想像で楽しんでる次第なんですけど。実際出て来るぞセイラーやルナのあの感じがふわっと。5.のドロップ・イットはボビー・マクファーリン氏の「ドント・ウォリー、ビー・ハッピー」にそっくりです。偶然かはたまた。実はこれ以前のアルバムはまだ聴いたこと無し。CD化されてないのもあったりして中古で偶然出会うのを待つしかないか。猛烈にもっと聴きたくなります。それらを聴けば・・・お父さん、奥が深そう。マッチョでも無いし、芸術家でも無いし、カリスマでも、二枚目でも、かと言って素人でも無い、70’s後半だからこそ生まれ得た最高の音楽って言い切る後悔無しわし。

(山)2005.11.04

でかいジャケットのページ

入手先参考

試聴はこちらで

by Yama
BY AUTO TRANSLATION
SORRY,Mistranslation multi.


*The copy sentence of LP Obi is strong. "Ability sect and Rupert Hormuz of city music to make sorrow of man who lives in metropolis listened with heart-warming Vorcal". The appearance that Kiyoshi Atsumi who had Takeshi's Takakura face is singing is imagined while thought it is terrible each other. Do you imagine it?It makes to the fifth piece of Rupert who held out 70's chiefly by the propman and the break album is this "Accomplice. "Two hits went out. It differs at all in the place in which it sees the appearance when a confusing appearance sees, ..going out.., and the name with what when obediently imaging and printing as shown in the copy sentence of Obi the good one. The appearance has seen the film to which collection hit "Escap" is sung with TV. It is Jake and it is father to ..nice middle style.. splendor. I thought that the guest who had come to the recording opening to the public seeing with the everyday wear was singing as it was. It is this and ..AOR.. image is pure white .. Now Sparks in Britain why, Sarar, John Miles, Stororbs, and ..Ekisen.. Hit in a body in the band and orchestra ..deformity.. Lna. the purest as the producer in the history of American music the nameThere is too not feeling set up though it is thought the Japanese syllabary of mischievous Deki because it is relieved because it is father either. The career is a musician the NY growth of a British birth and father, becomes musical the favor from early time, and it to Conservatorium of Music. The fate is exhausted that it goes in and out to a professional site since the school days and the tune of making by oneself was praised. The person who composes fast and takes it up is many, too. . all at once ..the admission of Barbra Storaizand who was power to drop the a half birds on the wing before 70's.. ..unite the combination by "Lazy afternoon" of 75 years.. ..attention.. ..the collection.. ..taking... The solo debut is "Wide screen" for 74 years and a favorite musician is Lorenz heart Mr. who composes "Blue Moon". They must be further probably happy in the corner of the head with when it puts and it listens to this album. Ambition..provide..Billy Joel..Mr...building..work..Barry Manilow..aspirin..drink sake too much..woody..Allen..very often..glance..fall in love..fall..work..awfully..serious..trust..thicken..week..end..
alone..famous picture..movie theater..go..return..quietly..Sparks..listen..dance.It is not in an impossible story. Is it true (^0^)?It is a professional musician of staunchness, and Rupert Hormuz is another appearance. perform itThe appearance that I calmly firmly sing from the outside is seen. All tunes are delicious like Tsbtsb of the salmon roe. Two killer singles of "Escape" and "Him" after all : it is to enjoy then convinced ..random absurdity.. already already loving by the imagination ..reasons apart... That feeling of Sarar and Lna ..will go out actually.. is softened. The drop it of five is just like Bobby Macfarrin's "D'Hondt Wore and happiness". Chance. To tell the truth, having still listened is not in the album before this. Can do nothing but it be waited for for not being made to CD to exist and to meet by chance in the Middle Ages?It comes to want to listen more severely. If you listen to them ゥ・ Father and the interior seem to be deep. It is not, and it is not, and even if it is handsome, the remark is regret no in charisma that asserts the highest music that was able to arise even as an amateur because of the latter half of 70's that not is even in the artist even in the macho.

posted by 山 at 08:33| Comment(0) | TrackBack(1) | AOR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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