第9回:超人の事情(1)
こんこん
「誰だ?」
「入れ。」ぎー。ばたん。
「それより挨拶はどうした?」イー!!
これ関係ないと思うんだけどなあ。」
「うるさい!!やればいいのじゃ。で、報告とはいったい何じゃ?」
「さあ、忘れたわのう。最近、歳で。ごほごほ。」
「何か言ったか?」悪の秘密基地がこんなボロアパートじゃねえ。しかも、死ね死ね壮だなんて、わかりやすすぎじゃないすか。」
「いいのだ。敵を欺くには見方から。」
「何か言ったか?」
「何だとおおお!それはお前の失態だ。罰に校庭3週!!」
「うーむ。それでは今回だけは勘弁してやろう。それではその件は、お前に任せる。自分でセブンに会って来てナシをつけてこい。」
「何か言ったか?」そんじゃ。」
「挨拶は?」・・・・・・・・・・・
場面変わってウルトラ警備団本部宿舎、ダンの部屋。
「今日はご苦労様。変身して怪獣を宇宙に追放して、帰ってお祝いの祝杯挙げて、おつかれさまって解散して、ここで二人で話があるって言うから私をここに呼んで。それで何?」
「随分、ヘタな脚本だなあ。ハショった部分全部登場人物に話させてるよ。」
「悪かったわね。そうゆうセリフを言わされる役者が一番辛いのよ。」
「そうだよなアンヌ。ご苦労様。それで話って言うのはね・・・・」ぶすっ
「何だ!!」
「赤い風車が窓枠に刺さってるわ。」
「弥七さんかっ?雇ってないけど。」
「違うでしょ。あ、何か紙が巻いてあるわ。これ手紙ね。はい。」
「あ、ありがとう。・・・何々・・・”ウルトラセブン、今日はよくもやってくれたな。おぼえてろ。
たったったったった
って、逃げる。
あ、こりゃ時代劇の定番場面だ。そうじゃなくて、お前と直に話がある。
明日の午後4時、あ、いかん、それじゃ水戸黄門再放送が見れん。
えーと、午前11時にB地区の死ね死ね壮前で待つ。
ぜってー来いよ。来なかったらシッペしちゃうから。
悪の参謀より。”
だって。」
「ダン、それきっと罠よ。行っちゃ駄目。」
「いや。行くよ。僕の想像だとコイツはアイツだ。だから僕がいかなきゃならんのだ。わかってくれ。僕が行かなきゃ地球は破滅してしてしまう。行かねばならんのだ。」
チャンチャララン、らららん♪
「何、この音楽。また前回セブン最終回みたいじゃない。」
「違う違う。音効さん、間違わないでよ。えーっと、一緒にイデさんとフルハシさんも一緒に行って貰うから。
安心しなさい。」
「何であの二人を一緒に連れていくの?」
「そりゃ明日のお楽しみ。うふふふふ。」
「気持ち悪い笑いやめなさい。少年少女も見てるんだから。」
「見てないよー。じゃ、明日。おやすみ。寝た。」つづく。
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