第27回:世界大戦争(4)
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どんがんどんがらがった どんがんどんがらがった
くにまつさーまのお通りだい
矢ーーでも鉄砲でも持ってきな
あほれ、あほれ
どんがんどんがらがった どんがんどんがらがった
くにまつさーまのお通りだい
♪
「ねえ、イデさん。アマギさんってあんな酒乱なんですかい、いつも。ずーっと、同じとこ唄ってますよ。」
「まーね。ほら言うじゃない普段大人しい人に限って飲むと荒れるって・・・でも、今日は特に派手だなあ。」
「お上勤めも辛いやねえ。こんな安月給で命張ってられねえやてなもんですか。」
「いや、最近はそんな怪獣も出ないしね、命も張るってな感じじゃないんだけど。暇で給料だけ貰うってのもまたこれが辛くて。
アマギさんってマジメだから。」
「そんなもんですかねえ。俺なんかタダ飯喰らえれば最高だって思うんですけどねえ。こりゃいいとこに就職出来たかな。」
「こらこら。」
「あへ、こりゃすんません。あ、いけね。ちょっと席を外します。ちょっとカワヤへ。」
「場所、わかるかい。扉出て右行って突き当たりの左側。席外して、悪の本拠地に電話しようとしてたりして。」
「そんなアホな。冗談はやめてくださいよ。」
「あはははは。」バタン
「あれ?エヴァちゃん、行っちゃうの?一緒に歌おうよ、ねえ。」・・・・・・・・・
「うひひひひ。冗談じゃないもんねー。電話しちゃうからーーー。
あ、もしもし。私です。
はい、あ、はい、うまく潜り込みましたぜ。
えー、そりゃもう司令部に。バッチシ様子はわかりますから。
そっちの準備はどうですか?
あ、出来た。ならけっこう。
アッシの分も・・頼みますよ、忘れないで。
あ、大丈夫ですか。では、そうですねえ、15分後くらいに、
始めて下さい。
あ、はい。また電話しますから。それではよろしく。」
・・・・・・・・
バタン
「あー、スッキリした。あらららら、まだ歌ってる。」
「まだどころか。これからが本番だよ。覚悟しなさい。」
「うへー、そりゃそりゃ。じゃこっちはこっちで。はい、皆さん。ご挨拶代わりに、酌を受けてくだせえ。
ほらアンヌさん。」
「うるせー。てめえ誰だ。」
「うひゃ、この人も酒乱。じゃ、ダンさん。」
「何だテメー。俺はウルトラセブンだぞ。その気にならあな。地球なんか征服してやる。」
「あらーこの人も。参ったねこりゃ。って、
そろそろかな。」
「そろそろってなんだ。怪獣が出たか?タアー。」
「ち、違いますよ。ダンさんの唄も聞きたいなあなんてね。」
「うるせー。俺はウルトラセブンだぞ。その気にならあな。地球なんか征服してやる。」
「はい、わかったわかった。」ピーピーピーピー
「わ、異常事態発生警報だ。」
「何だ何だ怪獣か?よっしゃあ出撃だ。」
「くわくわ。違いますくわ。また相場が急激に動き出しました。ネットソフト怪獣アドマイアフサイチくわのようです。」
「ほんとかビショップ?」
「為替が対豪州、対中国、対ブラジル、対インド、対ロシアに向けて急激に。円安です。一緒に商品先物もナスダックも北京ダックもボルシチも動いてます。」
「どうします、団長?」
「うーん・・・怪獣だってわかってしまったからなあ。こりゃ一応また退治しなきゃなるまい。」
「出来るか?ビショップ?」
「うがあ、俺に誰も訊いてくれないよ。俺はウルトラセブンだ。」
「はいはい。また頼みますからね。おい、ビショップ。」
「くわ出来ます。任せてくわ。」
「と、この間にまたまた、あらららら今度はお腹が痛くなって来ちゃって・・・」バタン
「あ、もしもし。私です。あ、はい、思ったより反応が早くて。はい、もう手を打ちそうです。
手仕舞いにかかっちゃって下さい。はい。もちろん、私のも。
お願いしますよー。
じゃ、戻りますから。よろしくー。」
バタン
「ログイン完了くわ。目標探査わく。・・・・・・・・目標捕獲どえ・・・・・・
くきこかけぽけぽこりんぱ
うへへへへ処理中・・・・
どひょーーん。」
「おお、元に戻って来ましたね。」
「かいかいかいかいかい処理終了、退治しました。」
「元に戻りました。」
「早いな。大丈夫かな?」
「エヴァちゃん、何か言った?」
「いや別に・・・。あらららら、また差し込みが・・・腹痛ーーー。便所行ってきます。」
ばたん
「大丈夫かね、アイツ。と言えば、ビショップ。お前、大丈夫か?」
「けんこんかん。ぷへ。大丈夫でーい。わほ。」
「何か大丈夫じゃないみたい。けっこうキツイんですかね。宇宙アンドロイドでも。」・・・・・・
「あ、もしもし。アッシです。どうでしたか?うまくいきましたか?
え?
何?」
つづく。
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