2007年02月07日

Number the Brave / Wishbone Ash 1981

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Number the Brave
Wishbone Ash
1981


名盤当たり年、1981年。
ここにまた名盤有り。
初めて聴きました
頑張れ南原宏治・・・0-070207-00.jpgじゃなかった

ナンバー・ザ・ブレイブ
ウィッシュボーン・アッシュ

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たまりません。愛聴してます。かっこいいです。
何を言われようと頑張るバンド、アッシュ。宿敵柳生を倒す為に流離う70’sを過ぎ80’sを迎える。
これで倒せなかったらMCAとの契約更改ままならず草葉の陰の野に下ってしまうのか!の思いジャケに出てます。血染めの草に埋もれる剣。
共に戦ってきた勇者の先頭に立つ、唄とベースのマーティン・ターナー氏が魔剣に倒れてしまいました。
何でもここんところあまりにバンドをぶいぶい引っ張り過ぎて他のメンバーとの折り合いつかなくなったのこと。マーティン氏も必死だった。唄とベースと曲の要だもん、責任感じて奮闘が裏目に。辛いところかと思い。
さあこれからは残された三人の侍で闘わなければならぬ。気合を込めての曲作り。
それにしても必殺のアッシュ剣を敵に見舞うには、やはりベーシストが必要だ。
あ、いた。ぴったしの人が。
ツナギ取ってみよう。あはは、やっぱし暇してた。
その浪人の名は

旗本退屈男ジョン・ウェットン
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ジョン・ウェッ豚と呼ばれるだいぶ前だよしつれい。窮地に陥ったバンドを救う会会長さん。会員一名。
おそらくとても情に厚い人か、頼まれて喜ばれるのが生き甲斐の方。
銭の亡者とか世間では揶揄されて申しますが、違うと思う。だって儲かりそうなバンドに入らないもん。

さー、すげえ人が来ちゃったよ。これで無敵だ。

さらに万全を期すため、戦陣を組むに当たってのプロデューサーには、ナイジェル・グレイ氏を呼ぶ。
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これで最新サウンド、とりわけ、俺達の味を引き継いだポリスに、アッシュ逆ポリス攻撃が可能になるであります。

ウェットン氏、ただトラで来た訳ではけっして無し。曲を一杯書いて持って来たらしい。
しかしことごとく三人侍に却下され。

あれ?俺、期待されて呼ばれたんじゃないの。

後日こう申しております。
「俺が目一杯力を出せて、歌うことが出来たなら、いいアルバムが出来たんじゃないかのう。拙者は、あやつらがマーティンうじの跡継ぎに私がなって欲しくないって空気を出しているって感じてしもうたのじゃ。」で、出来たらすぐ辞めちゃったよ。思うとおりに出来ても辞めちゃったような気もするけど。あはは。で、エイジャでブレーク。

メンバーは三人の力でやりかっただけなのです。

そしてそれはやはり只者じゃ無い力だった。

いざ出陣。
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ゲット・レディ
・・・スモーキー・ロビンソン氏作、あまたの音楽武士がカバーし、レア・アースの大ヒットで有名なソウル・ナンバーです。
もろまともなカバーでこれが。歌うはアンディ・パウエル氏。なよなよってしてながらもがっちり。ベースはあのウェットン氏音。ごりごりー。一発で聴いてわかるって凄いことじゃ。何とかその音出したくて真似しようとも音だけで無くフレーズ、肉体込みでの個性ですから。
それにしてもこれだけパッと聴いてアッシュだと判別できる方はおるまい。
それにしても最高なんです。頭にこびりついて離れず。何と申しますかキャムプ。ロクシーっぽいのだ。
やってるのが誰でもこのさいいい。これはワンダホー。

ホエア・イズ・ザ・ラブ
・・・ブギー。シャッフル・ブギー。軽快だぜ。それに加え腰ベース。それに加え従来よりスピード3割り増し。それに加えトゥイン・スライド・ギタア!

ザッツ・ザット
・・・ウエットンさん作。これだけは採用してくれたの。唄ももちろんジョンさん。従来のアッシュの曲を33回転じゃなく45回転でかけてみましたを目指してみました。デス・メタルの歪み無しのやつ。あの揺るがない歌声に、これまた揺るがないギター音が激突するんだよ。スリリングこの上無しです。
確かにウェットン氏が言うように、この一期一会、もっと聴いてみたかったことも確かだい。

ローラー・コースター
・・・これがまた。これはファンク。ブルース・ファンク!ジョニー・ギター・ワトソン親分の顔がどわ。ボンゴー。いやもうかっこいい。
カキーンってギターが、カキーン。途中からあのアッシュ世界へ強引にぶちこむとこも。

ナンバー・ザ・ブレイブ
・・・タイトル曲です。鳥肌立ちます。これぞ必殺ポリス返し。これが新人だったら大ヒットしたかも。アッシュの名が逆に足かせとなったか。
それほどの名曲で。


異世界そして異時空
お前は創造主と直面する
お前はその名を綴ることが出来
彼の目はお前に注がれる
逃れることは出来ぬ
決して消えること無し
視界から

勇者を数えよ
己の心の内の
勇者を数えよ
お前の為に死していった

いえー。歌詞も最高。

裏返して第2次攻撃に突入
ローデッド
・・・ファンク!ブルース・ファンク!切れよしカキーン。気合満点パパす&ママす。

アンダーグランド
・・・出た、再びの逆ポリス返し。てゆうよりプラネッツだ。シングル・カットされ。ヒットした気配無し。何故だ。やはりその勇者の名が・・・。
アッシュでは無いか。どうしょうも無い消しようの無い技に、新しき陣形で望む。必殺なれどそこに敵がいなかったのか。

レインストーム
・・・雨も嵐も踏み越えて立ち向かうそれがウイッシュボーンの生きる路。これなら昔のファンも納得。サビで泣いて下さい。その後の剣の型で呻いて下さい。

キックス・オン・ザ・ストリート
・・・へい、順ポリス返しです。シンクロニシティしてま。激に若いでは無いか。衰えてなんか無いぞワーキン・フォー・MCA。

オープン・ロード
・・・これで最後だ。通常2倍増し速度でアッシュ剣を頭上から振り下ろしたるわ。まいったか。まいってくれーーー。

俺、マジで、これまでのウイッシュボーン・アッシュのアルバムの中で、一番聴いてしまう、アルバムかも、ツボ入り。

(山)2007.2.7

ろっくすAshのページ

でかいジャケットのページ

入手先参考、日本盤中古,アマゾン

試聴場所(AMG)



you tubeにもさすがに動画無し(T_T)。


The English translation page : here.
posted by 山 at 08:52| Comment(2) | TrackBack(0) | ハードロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Wishbone Ash 大好きでしたよ〜!
でも、'76年の"New England"からはニューアルバムを聴かなくなりました。
いつまでも「古城に帰還する騎士」のイメージを無意識に求めていたんですね。

このアルバムは持ってないですが、'81年ライブの 'Get Ready', 'Number The Brave' は聴いたことあります。古城のイメージを求めなければ(・∀・)とてもシャープでかっこいいナンバーですね。

山さんの、ジョン・ウェットンにまつわるお話も興味深く読みました。「書いてきた曲をことごとく却下された。」って、ウェットン氏はさぞ憮然としたでしょうね。
Posted by neleus at 2007年02月08日 01:17
はい、わかります。
76年頃から騎士から浪人になっちゃって、脱力傘貼さんみたいな。はは。
最近これともども入手し直したので、再び挑戦中です。魅力発見のための。

ウェットン氏てば、ターナーさんの代わりにグイグイって気持ちで臨んだんでしょうねえ。
バンドは難しいです。
Posted by 山 at 2007年02月08日 09:49
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