第20回:海底の戦慄(3)
♪じゃっじゃっじゃじゃじゃじゃ
じゃっじゃっじゃじゃじゃじゃ
ぱぷー ぱぷー♪
「ハイドランジャー、出動。ガソリン、あと残り8時間分。」
「おいおい、アマギ。白けること言うなよ。」
「しょうがないだろ。事実なんだから。無くなったらどっかで給油しないとな。どこでだ?」
「知らないですよ。それより、これってガソリンで動いていたんですか?」
「多分。」
「とか何とか話してるうちに、先程のクジラ怪現象地域に到達。」
「お、あそこに何か見えるぞ。あ、あれは・・・タコ怪獣の・・・・思い出せん。」
「ガイロスでしょ。」
「よく覚えてるな。つか俺、最初から知らなかったかも。その、えーとガイロスがクジラを抱えて泳いでるじゃん。」
「てことは海底原人ノンマルトがやっぱりこの一件に絡んでいるかも。あ、ガイロスの吸盤に何か貼りついてる。」
「拡大画面で見てみましょう。あれーー、あれはクロマグロですよ。」
「クロマグロってのは、あれか?寿司屋で特上トロが一貫1500円してた今は捕獲禁止になったやつ。あーーー、喰いてー。美味かったよなあ、あれ。最後に喰ったのはいつのことだったか・・」
「よし、見つからないようにあとをつけろ。」
「了解!」・・・・・・・・・
「案の定、ここに来る途中に見つけたノンマルトの海底小都市に向かってますね。」
「あ、ドームが開いて入っていく。」
「よし、一か八かあれが閉まる前に我々も侵入!」
「ぎゃ、団長。いきなし思い切った発言を。出来るのか?ええい、思い切ってええええ喘息全身。ごほごほ。
違うわ。全速前進!」
「わああああ。閉まっちゃうよーー。って
入れたじゃん。」
「水が引いていきます。」ごおおおおおおおおおお
ずうううううううん
「海底都市内に入りました。ノンマルトたちがやって来ます。もろ見つかるよな、これじゃ。」
「会って話をしてみよう。」
「思い切ったことを。団長が前回のシリーズで他の都市を全滅命令させたって知ってたらボコボコにされちゃいますよ。」
「それは話すな。」
「話すわけないじゃん。」
「それじゃまあ。覚悟を決めて出ますか。」ぎーーー
「お前たち、誰アルネ?」
「わ、日本語話すよ。しかも何故か中国人風。えーっと、僕らはですね。ウルトラ警備団と申しましてですね。
以前のウルトラ警備隊とは一切関わりの無い平和で優しいお友達です。」
「そーアルカ?ウルトラ警備隊だったら皆殺しにしてやるところだったアル。違うならよろし。で、何の用か?ハヤタの使いか?だったらまだ予定の数は捕れてないアルヨ。」
「そうかやっぱ死ね死ね団の策略が絡んでいたか。あ、ちゃうちゃう。あいつらとは関係無いよ。」
「そうアルカ。じゃ何の用アルネ?」
「いやー、こんなことしてるのには何か事情があるのかと思って。」
「困ったことがあるのなら、何でも話してちょうだい。力になれるかもしれないから。」
「そうなのか。それならありがたいが。いや人間、信じられないアル。今、相談するアルヨ。」べちゃべちゃ
「相談したアル。話すアル。どうせ手は無いアルし。」
「あるのか無いのかわからねえなそれじゃ。」
「無いアル。」
「はいはい。」
「実はミーたちもこんなことはしたくないアル。こないだ、ある日突然ウルトラマソがやって来て、”お前ら、こんなとこで生き残っていたのか。俺の言う事を聞かなかったらウルトラ警備隊に居場所をバラしてやるぞ。
言う事をきけ。”
って脅かされたアル。ミーたち、もうこれだけしか生き残ってないアルヨ。
悔しいけど、そんで言う事をきいてます。」
「そうなのか。それは気の毒に。よし、それなら我々が何とかお助けしましょう。そのためにも少しだけ我々に協力してください。」
べちゃべちゃ
「わかったアル。何をすればいいのか?」
「何をするんだ、ダン?」
「はい、団長。やはり何の目的で彼らがこんなことをさせられてるのか究明するする必要があるかと。」
「うむ、そうだな。ではよきにはからえ。」
「はい。君たち、悪いけどもうしばらく連中の言う事をきいてくれないか。
そのうち、ツナギの連絡が入るだろうし。そしたら何の目的かわかるから。」
「そう言うのならそうするアル。嫌だけど。」ぷーぷーぷー
「早速、連絡命令が入ったアルよ。」
”うがぷーー。ええい、接続が悪いな。まったくもっといい無線機は無いのか。あ、予算がない?ええい。
えーーーノンマルトノンマルト聞いてるか?”
「聞こえてるアルヨ。」
”予定の捕獲数量は揃ったか?”
「揃ったって言ってください。」
”あれ?今、誰か聞き覚えのあるような声が・・”
「誰もいないアルヨ。揃ったアルヨ。エブリシングOKね。」
”では次の指示を与える。よく聞けよ。今晩、08:00時に・・・・・
つづく。
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「やっぱりか。ほれ、ワシが言ったとうりじゃろて。」
「うほっほーい(コイツらの会話の方がよっぽどアホだわ)。」
「ワシは毎日、100円ノーソンに食料調達に出向いてるのでごわすが・・・」
「そんじゃまー、わいから。ほんま皆さん、おおきに。死ぬかと思いましたわ。」
「ひゃあ、汚ぇ。これあとで掃除したら落ちるかなあ。」
「そんなことよりイデ、もう少し静かに歩けんか。見張りがいるかもしれないじゃないか。」
「確かに。
「きゃかきゃきゃきゃきゃきゃー」
「ふおふおふお。」
「はい、こちらイデ。あ、団長、3人ともちゃんと張り込みしてますよ。ご安心下さい。」
「ははは。そんなこと疑ってないぞ。それは当然だろう。
「そうゆう訳ですってお前、手回し早いなあ。いつからそんな仕事早くなった?」
「でも、いんですか?乾燥してるって言ってもそれでも臭いキツイでしょ、あれ。
「言い過ぎなんかじゃないわよ。こいつらバカこいつらバカこいつらバカこいつらバカ・・」
「アンヌさんが、何か壊れましたね。」
「映画のトータル・リコールのシュワちゃんみたいだぜ。」
「おいおい、ごめんだぜそりゃ。」
「とにかく誰か止めてやれ。」
「わははは、みなさん、こんばんわ。」
「それでお前は何の用でここに来た?つか、アンヌをどこに拉致した?」
「スミマセン。」
「ただいまー。」
「おう、ごくろう。」
「いいえいいえ。えー報告します。只今、死ね死ね荘探索から帰還しました。」
「いやです。」
「私がいれます。」
「しかしですね。私がM78星雲で聞いてきた噂と合致いたしますし、現実にバルタン星人も現れた・・」
「どうぞどうぞお入りください。」
「ではお邪魔致します。悪者の部屋なんか滅多に入れませんから。こりゃ楽しみ・・・
「おお、これは懐かしきメトロン星人のちゃぶ台の部屋!」
「うおほっほ(そんなもんあるわけねえじゃん。水でいいか?)。」
「一応、俺は今、フルハシってことになってるんだけど。」
「とゆう訳で、お願いできますか?」
「いきいなり”とゆう訳で”って言われても訳がわからんよ。」
「ダンさん、”これこれしかじか”って言われてもわかりませんって。」
「あ、いいよ。」
「はい。わかりました。」
ふおふおふお、ごほほごほほ
「そんなこと、どうでもいいじゃないか。と、油断させたところで・・・
「うほっほー」
「誰だ?」
「今日はご苦労様。変身して怪獣を宇宙に追放して、帰ってお祝いの祝杯挙げて、おつかれさまって解散して、
「随分、ヘタな脚本だなあ。ハショった部分全部登場人物に話させてるよ。」
「残り時間あと15秒。万事休す。」
「私が行きます。」
「おいおい、アイツ、むにゅむにゅを持ち上げようとしてるぞ。
「ねえ、見てよ。持ち上がりそうよ。」
「そうです、一件落着です。」
「うっほっほ、うっほ、うほほほー。」
「ベータ号、発進します。」
「発進!!」
「あ、ちょっと待った・・・」
「B地区到着です。」
「・・・やっぱり。あの噂は本当だったか。」
「何か言った?ダン?」
「何だろう。楽しみだなあ。」
「今、開けますからねえ。」
「出入り口が手動のシャッターってのが情けないな。」
「どこがこれ新生なんだ。前と変わらんみたいだけど。」
「はい、こちらウルトラ警備団。はい。はい。えっ?はい、今、団長に代わります。」
「はい。何?わかりました。それで。はい。わかりました。どうかよろしく。早急に。」
「ワタシはそれ出ません。」
「30秒だけしか変身出来ないって・・それじゃ・・」
「はい、大してお役に立てないかと。力も衰えてますし。」
「とはいえ。」
「とはいえ、今回は前回みたいなことにはならんよ。
「からかっちゃかわいそうでしょ。私も気になるわ。どんな噂?」
「へへ。ゴース星人の基地の焼け跡でポジトロニック・ブレインを発見しましてね。
「ただいま戻りました。いやー、団長、明日のことを思うと、もー胸がワクワクしちゃって。
「ほー、そうか。それはご苦労。ところで・・・」
「もろぼしダンです。はじめまして。あなたはたしか・・・」
「後生楽男だよ。」
「ないない。」
「あの時、ダンは死ぬことを覚悟して、地球を助けるためじゃなく、アマギ隊員を助けるために変身したんだわ。
「団長、只今、戻りました。明日無事、例の装置稼動出来そうです。」